2019.03.07
10月30日(現地時間29日)、サンアントニオ・スパーズがホームのAT&Tセンターでダラス・マーベリックスと対戦した。
前半はホームのスパーズが53-45と8点のリードを奪うも、マブスは後半開始早々にルカ・ドンチッチの2連続3ポインターで2点差まで詰め寄る。
スパーズはブリン・フォーブスの長距離砲で5点差とするも、マブスはデニス・スミスJr.やハリソン・バーンズが加点し、第3クォーター中盤に逆転。
デマー・デローザンの3ポイントプレーで同点に追いついたスパーズに対し、マブスはバーンズとドンチッチのショットでリードを広げていく。しかしスパーズはマルコ・ベリネリの8連続得点にフォーブスの3ポイントで再びリードを奪うと、76-74の2点差で最終クォーターへ。
第4クォーター。スパーズはなんとかリードを保ち、マブスに最大6点差をつけて試合を進めていくも、マブスはスミスJr.やドンチッチ、バーンズが加点していき、残り4分55秒でついに逆転(92-91)。
マブス3点リードで迎えた残り1分30秒。スパーズはデローザンへ試合を託すと、フリースロー2本を含む4連続得点で残り39.1秒に102-101と1点をリードする。
そして残り2.5秒、スミスJr.がフリースロー2本を獲得し、勝利のチャンスをつかむ。しかし2本目をミスしてしまい、その後のポゼッションでデローザンのショットもリングに嫌われたことでゲームは延長戦へ突入。
延長に入ると、ベテランのルディ・ゲイとデローザンのショットでスパーズが5点リードを奪う。その後マブスはなんとか盛り返し、残り1分4秒にバーンズの得点が決まって1点差まで追い上げる。
しかし、スパーズのエースを務めるデローザンが残り45.3秒にレイアップ、残り10.9秒にはステップバックジャンパーをねじ込んで勝負あり。最終スコア113-108でスパーズが激戦を制した。
DeMar DeRozan records a game-high 34 PTS to lead the @spurs over DAL in OT! #GoSpursGo #KiaTipOff18 pic.twitter.com/FevhtA2nhZ
— NBA (@NBA) October 30, 2018
スパーズのグレッグ・ポポヴィッチHCは試合後、デローザンを絶賛。『AP』へこう語っている。
「彼は本当に良い選手。クラッチタイムが大好きなんだ。彼は失敗を恐れたりなんかしない。マイケル(・ジョーダン/元シカゴ・ブルズほか)はゲーム終盤にすべてのショットを決め切ったわけではなかったが、歴代で見てもクラッチタイムに強さを発揮するごく少数の選手。デローザンはクラッチタイムを好む数少ない選手の1人なんだ。彼のような選手がいてくれてありがたいね」。
デローザンはこの試合について「(第4クォーター終盤に)ショットをミスしてしまったから、自分に腹が立っていた。でも以前言ったように、もし(挽回する)チャンスを得ることができれば、試合終盤にビッグショットをミスしないようにしている。今日は失敗しなかったからね」と振り返った。
勝利したスパーズでは、そのデローザンがゲームハイの34得点に6リバウンド9アシスト3スティール、ラマーカス・オルドリッジが20得点6リバウンド4アシスト、ゲイが15得点11リバウンド4アシスト6スティール、ベリネリが13得点、フォーブスが12得点、ミルズが10得点を記録。
一方のマブスでは、ドンチッチが31得点に8リバウンド4アシスト、スミスJr.が22得点4アシスト、バーンズが18得点7リバウンド、ディアンドレ・ジョーダンが18リバウンドを残すも、これで4連敗となってしまった。
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