2019.12.29
2月17日(現地時間16日)、スペクトラム・センター(ノースカロライナ州シャーロット)では「NBAオールスター2019」が2日目を迎え、サタデーナイトイベントが開催。スキルズチャレンジ、3ポイントコンテストに続いて、「スラムダンクコンテスト」が行われた。
近年と同様に、今年もキャリア1、2年目の4選手が参加。1回戦で2回のダンクを繰り出し、合計得点の上位2選手がファイナルラウンドへ進出するこのコンテスト。1回戦のトップバッターを務めたジョン・コリンズ(アトランタ・ホークス/2年目)がベースラインからダンクをたたき込むも、会場の盛り上がりはイマイチ。コリンズが観客を何度も煽るシーンが目についた。
その後もハミドゥ・ディアロ(オクラホマシティ・サンダー/1年目)、デニス・スミスJr.(ニューヨーク・ニックス/2年目)、マイルズ・ブリッジズ(シャーロット・ホーネッツ/1年目)がそれぞれダンクをリムへたたき込むも、ミスが目立つ場面もあり、審査員たちが苦笑いする場面も。
そんな中、大きな注目を浴びたのはブリッジズとディアロ。ブリッジズはホーネッツのレジェンド、ラリー・ジョンソン(元ホーネッツほか)のユニフォームを身にまとい、チームメートのケンバ・ウォーカーのパスを空中でキャッチして身体を回転させながら強烈なダンク。ディアロはシャックことシャキール・オニール(元ロサンゼルス・レイカーズほか)を跳び越えて、“エルボーダンク”をたたき込んだ。2000年のダンクコンテストで、トロント・ラプターズのビンス・カーター(現アトランタ・ホークス)が見せたアップブレード版を披露した。
#ATTSlamDunk champion Hamidou Diallo RISES over @SHAQ in #PhantomCam! #StateFarmSaturday pic.twitter.com/U2oAezayC6
— NBA (@NBA) February 17, 2019
決勝に勝ち進んだのは、ディアロとスミスJr.の2選手。スミスJr.はパサー役にステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、跳び越える壁としてドウェイン・ウェイド(マイアミ・ヒート)というスーパースター2人のサポートを得るも、失敗が重なってしまう。なんとか決めて満点の50点を記録するも、レジェンドたちに敬意を表したような採点結果に。スミスJr.は昨年のリベンジを期して臨んだが、難易度が高く、失敗が目立つこととなった。
そして今年のコンテストを制したのはディアロ。フランチャイズ史上初のダンク王となったルーキーは、ラッセル・ウェストブルックなど複数のサポートを得て、持ち前の身体能力を存分に発揮。
今季はここまで45試合の出場で平均11.4分4.2得点2.1リバウンドにとどまっているが、オールスターブレイク後にプレータイムを伸ばすチャンスを得ることができるのか、気になるところだ。
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