年明けから絶好調のラッセルと歴史的な活躍を続けるハーデン
1月22日(現地時間21日)、NBAは開幕第14週となる1月15日(同14日)から21日(同20日)における週間最優秀選手を発表した。
イースタン・カンファレンスから選ばれたのは、ブルックリン・ネッツのディアンジェロ・ラッセル。キャリア4シーズン目にして初選出となったラッセルは、期間中の3試合(3戦無敗)で平均28.0得点3.3リバウンド7.0アシストの好成績。さらにフィールドゴール成功率53.2パーセント、3ポイント成功率53.1パーセントと大当たり。
なお、1月に行われた9試合において、ラッセルは平均23.2得点3.7リバウンド7.4アシスト。フィールドゴール成功率50.3パーセント、3ポイント成功率43.8パーセント、フリースロー成功率92.9パーセントと好調をキープ。チームも7勝2敗とイースト3位の戦績を残しており、24勝23敗でイースト6位にまで浮上している。
"We have run out of adjectives to describe this historic run!"
🏀: #Rockets x #HereTheyCome
⏰: 8:00pm/et 📺: @NBAonTNT pic.twitter.com/S6KTXGy2A7— NBA (@NBA) January 21, 2019
一方、ウエスタン・カンファレンスではヒューストン・ロケッツのジェームズ・ハーデンが今季3度目の選出。キャリア21度目となったハーデンは、期間中の3試合(2勝1敗)で平均54.3得点9.0リバウンド4.7アシスト2.3スティールの大暴れ。『ESPN』によると、3試合のスパンでハーデンが奪った163得点は、過去50シーズンで3番目に高い得点となった。
ハーデンはここまで19試合連続で30得点以上を奪うパフォーマンスを見せており、歴代5位という記録となっている。ハーデンの記録を上回る上位4つは、いずれもウィルト・チェンバレン(元フィラデルフィア・ウォリアーズほか)が保持しているという。また、ハーデンは19試合すべてにおいてゲームハイの得点をたたき出しており、こちらは史上3番目の最長記録だと同メディアが報じている。
21日(同20日)終了時点で、ハーデンはリーグトップの平均35.7得点を記録中。このペースを保つことができれば、リーグ史上6人目となるシーズン平均35.0得点達成も夢ではない。直近では、2005-06シーズンにコービー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)が平均35.4得点をマークしていた。