「バスケット選手、競争者として、この状況でプレーしたいものさ」と言及
キャリア8シーズン目の今季、オーランド・マジックのニコラ・ブーチェビッチは初のオールスター選出を果たした。
ここまで70試合に出場したブーチェビッチは平均31.3分20.7得点12.1リバウンド3.9アシスト1.0スティール1.1ブロックと、軒並みキャリアハイの成績を残し、ベストシーズンを送っている。
ブーチェビッチはフィラデルフィア・セブンティシクサーズの一員としてプレーしたルーキーシーズン(11-12)にプレーオフへ出場したものの、マジックへと移籍した翌12-13シーズン以降、プレーオフの舞台から遠ざかっている。
だが今季のマジックには、プレーオフ出場のチャンスがある。3月18日(現地時間17日)終了時点でマジックはイースタン・カンファレンス9位の33勝38敗。プレーオフ最後の座となる8位のマイアミ・ヒート(33勝36敗)とは1.0ゲーム差で、まだまだ逆転する可能性が残されていると言っていい。
19日(同18日)にチームのウェブサイトへ掲載された記事の中で、ブーチェビッチも今季におけるチームの手応えをつかんでいると明かしていた。
「過去数シーズンというもの、この時期の僕らはすでに(シーズン終了後の)バケーションの計画を練っていたんだ。残念なことにね。でも今は全然違うし、(これまでよりも)ずっと楽しい。バスケットボールプレーヤーとして、競争者として、何かのために戦い、何かのためにプレーする。そして(プレーオフという)大舞台にいたい。そういった状況でありたいと思うものさ」。
レギュラーシーズンは残り11試合。大黒柱としてブーチェビッチはマジックをプレーオフへと導くことができるのか。今後の戦いぶりに注目したい。