「自分の強みを活かした」ブレッドソーが攻防両面で殊勲の大活躍!
3月27日(現地時間26日)、ミルウォーキー・バックスのホーム、ファイサーブ・フォーラムで、バックス対ヒューストン・ロケッツの試合が行われた。
リーグトップの55勝19敗を誇るバックスにはヤニス・アデトクンボ、オールスター後14勝3敗とリーグトップの勝率82.4パーセントを誇るロケッツにはジェームズ・ハーデンという、今季のMVP候補筆頭の選手を擁していたこともあり、大きな注目を集めたものの、終わってみれば108-94とバックスの快勝に終わった。
🎟️ The Bledshow WENT OFF in the WIN with a team-high 23 points!! #FearTheDeer pic.twitter.com/aTOoS83KDy
— Milwaukee Bucks (@Bucks) March 27, 2019
この試合で最も輝いたのは、バックスの先発ポイントガード、エリック・ブレッドソーだったと言っていいだろう。185センチ92キロと、高さはないものの、“ミニレブロン”とも称されるほど屈強な肉体を持つブレッドソーは、ディフェンスではハーデン相手にタイトなディフェンスを遂行。
バックスが32-18と圧倒し、試合の行方を決定づけた第3クォーターに1人で16得点の大暴れを見せるなど、ブレッドソーはハーデンに並ぶゲームハイタイの23得点に3リバウンド7アシスト2ブロックをマーク。「僕は自分の強みを活かしてプレーしただけさ」と『AP』へ自信満々に語った。
これにはマイク・ブーデンホルザーHC(バックス)も大絶賛。「彼がコートの(オフェンスとディフェンスの)両エンドでやってのけたことはすごく特別なものだった。彼はきっとチャレンジが大好きなのさ。彼は途方もないディフェンダーだと私は思う」とブレッドソーに最大級の賛辞を送った。
バックスではブレッドソーのほか、アデトクンボが19得点14リバウンド4アシスト、パット・カナトンが4本の3ポイント成功を含む14得点に7リバウンド4アシスト2スティール2ブロック、クリス・ミドルトンとブルック・ロペスがそれぞれ13得点、今季初先発したスターリング・ブラウンが8得点11リバウンド3アシストをマーク。
「チーム全員がエナジーを発揮していた。僕らはハードにプレーしたんだ」とアデトクンボ。バックスはここ5試合で4勝と、好調をキープしている。
一方のロケッツでは、ハーデンが23得点10リバウンド7アシスト2ブロック、クリス・ポールが19得点9リバウンド4アシスト、クリント・カペラが17得点11リバウンド2ブロック、ダヌエル・ハウスJr.が15得点4リバウンドを挙げた。
「俺たちは自分たちでオープンショットを作り出すことはできていた。でも彼らをノックダウンさせるまでには至らなかったんだ。(バックス相手に)競い合ったけど、彼らは第3クォーターで一気に加速してしまったんだ」と敗戦を悔んだ。