残り2年で解雇されたウォルトン前HC「機会を与えてくれたことに感謝したい」
4月10日(現地時間9日)にアービン“マジック”ジョンソン(元バスケットボール運営部門代表)が突如辞任を発表したロサンゼルス・レイカーズ。その衝撃から3日後、レイカーズはルーク・ウォルトンHCを解任することとなった。
2016-17シーズンから5年契約でレイカーズの指揮官に就任したウォルトンHCは、今季までの3シーズンで246試合を指揮し、98勝148敗(勝率39.8パーセント)を残すも、契約期間を2年残してレイカーズと離別。
The Los Angeles Lakers and Luke Walton have mutually agreed to part ways.
"We would like to thank Luke for his dedicated service over the last three years," said General Manager Rob Pelinka. "We wish Luke and his family the best of luck moving forward."https://t.co/3cgU3WPgnJ
— Los Angeles Lakers (@Lakers) April 12, 2019
ロブ・ペリンカGMはリリースの中で「我々はこの3年間、ルークが献身的に務めてくれたことに感謝したいです。そして彼と家族が前に進むことができるよう、祈っています」とコメントしている。
現役時代に約8シーズンをレイカーズでプレーしたウォルトンは、「私はジーニー・バスとその家族へ、レイカーズでコーチする機会を与えていただいたことに感謝したいです。この組織は私と家族にとって、今後もずっと特別なものになるでしょう」という言葉を残した。
現地メディア『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者によると、レイカーズはウォルトンHCの後任としてタロン・ルーをターゲットにしているという。今季序盤までクリーブランド・キャバリアーズの指揮官を務めたルーは、レブロン・ジェームズと共に2016年にチャンピオンシップを獲得した実績がある。
また、フィラデルフィア・セブンティシクサーズでアシスタントコーチを務めるモンティ・ウィリアムズも後任の候補に挙がっているという。
レギュラーシーズン最終盤から大揺れのレイカーズ。今後の動向からも目が離せない。