「第2戦で敗れた責任は、すべて俺にある」と振り返ったウェストブルック
4月17日(現地時間16日)に行われたポートランド・トレイルブレイザーズとのファーストラウンド第2戦。オクラホマシティ・サンダーは54-54の同点で迎えた後半から徐々にペースを握られてしまい、最終スコア94-114でプレーオフ2連敗を喫した。
ブレイザーズではCJ・マッカラムが33得点8リバウンド5アシスト、デイミアン・リラードが29得点6アシスト3スティール2ブロック、モーリス・ハークレスが14得点9リバウンド、後半の重要な場面でセス・カリーが3本の3ポイントを成功。
対するサンダーは、ポール・ジョージが27得点8リバウンド、スティーブン・アダムズが16得点9リバウンド、ラッセル・ウェストブルックが14得点9リバウンド11アシストを挙げるも、2戦連続してショットが不発。
右肩に痛みを抱えながらプレーするエースのジョージは、第2戦では5割以上の確率でショットを沈めたものの、3ポイントは7投中成功わずか2本。そしてウェストブルックは、フィールドゴール20投中成功わずか5本(うち3ポイントは6投中1本)に終わり、ターンオーバーも6本を記録してしまった。
「もっといいプレーをしなければいけない。今夜の敗戦の責任は、すべて俺にある。俺は今日の自分のプレーを受け入れることができないからだ。俺の仕事はコートに出て、チームメートたちを導くこと。そしてゲームに勝利するチャンスを持ち込むこと」と試合後、『ESPN』へ語ったウェストブルック。
サンダーはこの2戦連続でチーム全体のフィールドゴール成功率41パーセント未満、3ポイント成功率は20パーセントを切っており、ショットの面で苦しんでいる。
だが、ウェストブルックは決して自信を失ってはいない。「彼らはホームで最初に行われた2試合を制した。俺たちはできればそのうち1勝を奪いたかった。でも俺たちは最高のバスケットボールチーム。このチームにはすごい選手がたくさんいるから、俺はこのチームがショットを決めて、(オフェンスとディフェンスの)両エンドでプレーを遂行できると信じている。俺たちなら大丈夫だ」と第3戦へ向けて意気込んだ。
20日(同19日)に行われるシリーズ第3戦はサンダーのホーム、チェサピーク・エナジー・アリーナが会場となる。ウェストブルックとジョージを筆頭に、サンダーがホームで巻き返すことができるのか、注目していきたい。