ボーゲルとは3年契約で合意、キッドはボールのメンター役として期待がかかる
5月12日(現地時間11日)、リーグの情報筋が『ESPN』へ伝えたところによると、ロサンゼルス・レイカーズが新たなヘッドコーチ(HC)としてフランク・ボーゲルと3年契約に合意したという。
同メディアは、ボーゲルが10日(同9日)にレイカーズの関係者と話し、12日(同11日)に契約合意へ達したこと、そしてジェイソン・キッド(元ダラス・マーベリックスほか)がトップアシスタントコーチ(AC)の職に就くことが決まったと報じている。
Frank Vogel has agreed to a deal to become the next coach of the Los Angeles Lakers, league sources tell @wojespn. pic.twitter.com/6VBS4mDN1o
— SportsCenter (@SportsCenter) May 11, 2019
ボーゲルは2010-11シーズン途中にインディアナ・ペイサーズのACからHCに昇格し、15-16シーズンまでの約6シーズンを指揮。昨季までの2シーズンはオーランド・マジックのHCを務め上げ、通算595試合で304勝291敗を記録。
昨年バスケットボール殿堂入りを果たしたキッドは、歴代最高級のポイントガードとして知られる名司令塔。12-13シーズンに現役引退後、翌13-14シーズンからブルックリン・ネッツのHCに就任。同シーズン終了後に解雇されると、翌14-15シーズンから昨季途中までの約4シーズンはミルウォーキー・バックスの指揮官を務めた。通算373試合を指揮して183勝190敗という戦績を残している。
キッドは2年目を終えたポイントガード、ロンゾ・ボールの成長を促すメンター(助言者)として期待されている。また、レブロン・ジェームズとは2008年の北京オリンピックで共にアメリカ代表として出場し、金メダルを獲得した経験を持つほか、オールスターやプレーオフで何度も激突してきた。
レイカーズはボーゲルHCとキッドACを軸に、ドラフトやフリーエージェント(FA)市場に臨み、来シーズンを迎えることとなる。