第4戦に向けて意気込み語るアデトクンボ
5月20日(現地時間19日)、ミルウォーキー・バックス対トロント・ラプターズによるプレーオフのイースタン・カンファレンス・ファイナル第3戦が行われ、ラプターズが112-118で勝利。バックスは依然としてシリーズを2勝1敗とリードしているが、2度の延長戦に及ぶこの試合を制したかったに違いない。
バックスのエースであるヤニス・アデトクンボは、プレーオフキャリアにおいて最も少ない12得点。また、シュートは16本中5本の成功、フリースローに関しては7本中2本の成功、ターンオーバーは8個とどこか精細さを欠いたプレーが見られたのも事実である。
彼は第3戦終了後、『ESPN』のインタビューにて以下のようにしてゲームを振り返った。
「2度の延長戦、一筋縄にはいかないと思っていたよ。ラプターズは僕たちよりも素晴らしい戦いを見せたと思う。僕らがどんなに点差を詰めようとも、彼らはシュートを決め続けてリードを奪い返したんだ。この試合はベストだとは言えない、けれど僕らだってゲーム4に向けてさらに良くなれるはずさ」
セカンドオーバータイムにてファウルアウトし、重要な試合終盤に出場できなかったアデトクンボ。だが『StatMuse』によると、バックスの選手としては1974年以来最も多い23リバウンドを記録。本来の姿を見せることはできなかったかもしれないが、間違いなく次戦につながる成績を残せたことも事実だ。第4戦ではどのような活躍を見せてくれるのか、注目していきたい。