国際大会の経験が豊富なココスコフ、来季はウォルトンHCのサポート役へ
6月14日(現地時間13日)、リーグの情報筋が『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者へ語ったところによると、サクラメント・キングスが新たなAC(アシスタントコーチ)としてイゴール・ココスコフを雇ったという。
Source: Kings hire ex-Suns head coach Igor Kokoskov to join Luke Walton's staff as an assistant (via @James_HamNBCS) https://t.co/LzQ7L1P1vF pic.twitter.com/fqKRFIORmZ
— Kings on NBCS (@NBCSKings) June 13, 2019
2006年を最後に、13年連続でプレーオフから遠のいているキングスは、今季デイビッド・イェーガーHC(ヘッドコーチ)の下でバディ・ヒールドやディアロン・フォックスら若手が躍動し、ウエスタン・カンファレンス9位の39勝43敗の躍進を見せた。
ところが、レギュラーシーズン終了から一夜明けた4月12日(同11日)にイェーガーHCを解雇。直近3シーズンでロサンゼルス・レイカーズの指揮官を務めたルーク・ウォルトンを新たなHCに迎え、新体制をスタートさせていた。
ココスコフは00-01シーズンからロサンゼルス・クリッパーズのACに就任すると、クリッパーズ、デトロイト・ピストンズ、フェニックス・サンズ、クリーブランド・キャバリアーズ、ユタ・ジャズでACを務め、今季はサンズのHCを務めるも、わずか1シーズンで解雇。
セルビアとアメリカの二重国籍を持つココスコフは、代表チームの指揮官も務めた経験を持ち、セルビア・モンテネグロ、ジョージア、スロベニアのHCを歴任。17年にトルコで行われた「FIBAユーロバスケット2017」では、ゴラン・ドラギッチ(マイアミ・ヒート)やルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)を中心とした布陣でスロベニアを大会初優勝へと導いた。
国際大会の経験が豊富なココスコフはACとして、来季ウォルトンHCをサポートすることとなる。