「バスケ選手として、俺にはまだまだ時間が残されている」と語った36歳
今週に入り、少なくとも5つのNBAチームとワークアウトを行ったと複数の現地メディアに報じられたアマレ・スタッダマイヤー(元フェニックス・サンズほか)。36歳となったものの、アマレ本人はプレーだけでなく、自身のこれまでの経験が今のNBAチームにも役立つと考えているようだ。
7月10日(現地時間9日)に『The New York Post』へ掲載された記事の中で、アマレはリーグの現状についてこう評している。
「今ではたくさんのチームが数多くの若手を抱えているし、どのようにして(能力などを)鍛えていくか、どうやってプロフェッショナルになることができるか、そしてすばらしいバスケットボールプレーヤーになれるのか、学ぶことができる選手が多くいる。プレーオフチームからタイトルコンテンダーまで、多くのチームでリーダーシップは必要とされているんだ」。
そして、「こういった点において、俺は多くのチームからオファーが届くと思う。バスケットボールプレーヤーとして、俺にはまだまだ時間が残されている。(オファーしてくるであろう)複数のチームが俺に必要とすることをこなし、彼らの力になれると思う」とアマレは言う。
現在のアマレに、リング下でダンクを連発し、ペイント内を支配しろ、というのはさすがに酷ではあるものの、若手選手へ相手選手の癖やプレーの傾向など、プレーを通じて教えることは十分可能だろう。
NBAファイナルの出場経験はないものの、アマレには14年のキャリアがあり、78試合のプレーオフ経験もある。
プレーオフ進出を目指すチームや若手育成に力を入れているチームにとって、アマレを低年俸で獲得できるのであれば、ローリスク・ハイリターンになるかもしれないため、魅力的に映るのではないだろうか。