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現代のNBAでは、各チームが1試合平均30本近くの3ポイントシュートを放っている。
チームとして最も3ポイントシュートを放っているのはヒューストン・ロケッツで、1試合平均で43.1本を記録している。選手個人で見ていくと、ジェームズ・ハーデン(ロケッツ)とステフィン・カリー(ゴールデンステート・ウォリアーズ)が1試合平均で10本以上を放っている。
そんな中、1月30日(同29日)のメンフィス・グリズリーズ戦で、フェニックス・サンズがNBA記録を塗り替えた。それは、3ポイントシュートの連続成功試合数、つまりチームとしてどれだけ長く、最低1本の3ポイントシュートを決めてきたかというもの。
これまでの記録はダラス・マーベリックスが持っていた1,108試合。1999年から2012年にかけて、毎試合3ポイントシュートを最低1本決め続けてきた。
そしてサンズは、マブスの記録を上回る1,109試合連続で3ポイントシュートを最低1本決めてみせた。この数字をレギュラーシーズン82試合で換算すると、13.5シーズンを要したこととなる。恐るべき数字と言っていいだろう。
単純計算してみると、この記録が始まったのはスティーブ・ナッシュ(元サンズほか)とマイク・ダントーニ(現ロケッツHC)が加わった04-05シーズン。ナッシュが奏でる華麗なゲームメークからアマレ・ストウダマイヤーやショーン・マリオン(共に元サンズほか)らが躍動し、アウトサイドからはジョー・ジョンソン(現ユタ・ジャズ)やクエンティン・リチャードソン(元ロサンゼルス・クリッパーズほか)が3ポイントを連発。リーグベストの62勝を挙げ、ナッシュがシーズンMVPを獲得したシーズンだった。
ちなみに、ナッシュは96-97シーズンのデビューから2シーズンをサンズでプレーし、98-99シーズンからマブスへ移籍。このシーズンはロックアウトだったため、99年2月から開幕していた。つまり、ナッシュは両方の記録に絡んでいることになる。毎試合高得点を挙げる“ハイパーオフェンス”と呼ばれたチームをけん引していたナッシュは、こんなところでも自身の影響力を残していたのである。
1月30日(同29日)、現地メディア『NBAHistory』のツイッターに、サンズの記録を祝した1本の3ポイントシュートの動画が投稿されていた。2度の延長にまでもつれて勝利した06年12月8日(同7日)に行われたニュージャージー・ネッツ戦、第4クォーター残り2.1秒に決めたナッシュの同点3ポイントシュートだった。ナッシュはこのツイートに対してこのように返信している。
「“ダーティー・カーティー(当時のチームメート、カート・トーマスの愛称)”によるすばらしいスクリーンだ」
何よりもチームの勝利を優先する、ナッシュらしい反応だった。
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