【2018年殿堂入り候補】キッドやナッシュ、アレンらが初ノミネート！

　12月22日（現地時間21日）、ネイスミス・メモリアル・バスケットボール・ホール・オブ・フェイムが、2018年のバスケットボール殿堂入り候補者を発表した。

The full list of eligible 2018 candidates for the Basketball Hall of Fame has been announced. https://t.co/4UpAxJTxnq pic.twitter.com/CjmIALDUML

— SportsCenter (@SportsCenter) December 21, 2017

　今回より、引退したシーズンから3年が経過した選手も対象になったことで、NBA史上有数のポイントガードたちが初ノミネートされている。

　選手としてノミネートされたのは、以下の19名となった。ここでは、選手名のファミリーネームのアルファベット順に紹介しよう。（※：初選出）

マーク・アグワイア（元ダラス・マーベリックスほか）
レイ・アレン（元ボストン・セルティックスほか）※
チャウンシー・ビラップス（元デトロイト・ピストンズほか）※
タイロン“マグジー”ボーグズ（元シャーロット・ホーネッツほか）
モーリス・チークス（元フィラデルフィア・セブンティシクサーズほか）
リチャード・ハミルトン（元デトロイト・ピストンズほか）※

共にコネチカット大出身のアレン（左）とハミルトン（右）は、そろって初のノミネートとなった[写真]=Getty Images

ティム・ハーダウェイ（元マイアミ・ヒートほか）
グラント・ヒル（元デトロイト・ピストンズほか）※
ケビン・ジョンソン（元フェニックス・サンズほか）
マ－キース・ジョンソン（元ミルウォーキー・バックスほか）
ボビー・ジョーンズ（元フィラデルフィア・セブンティシクサーズほか）
ジェイソン・キッド（元ダラス・マーベリックスほか）※

1995年の新人王を同時受賞したキッド（右）とヒル（左）がともに殿堂入り候補へ[写真]=Getty Images

シドニー・モンクリーフ（元ミルウォーキー・バックスほか）
スティーブ・ナッシュ（元フェニックス・サンズほか）※
ラモント・ロビンソン（ラマー大／1984年のドラフトでシカゴ・ブルズから5巡目指名）
ジャック・シクマ（元シアトル・スーパーソニックスほか）
ベン・ウォーレス（元デトロイト・ピストンズほか）
クリス・ウェバー（元サクラメント・キングスほか）
ポール・ウェストファル（元フェニックス・サンズほか）

正確なシュート力とチームメイトの力を最大限に引き出すパスで人気を博したナッシュ[写真]=Getty Images

　そのほか、コーチでは21名、レフェリーから5名がノミネートされている。また、女性部門では今回初のノミネートとなったベッキー・ハモン（元サンアントニオ・スターズほか）を筆頭に10人の選手とコーチ、そしてカレッジ・バスケットボールにおいて1,562勝を記録するウェイランド・バプティスト大がノミネート。ハモン氏は現在、サンアントニオ・スパーズでアシスタントコーチを務めている。

ハモンは現役時代、スターズなどで16シーズン、計450試合に出場した[写真]=Getty Images

　また、国際部門で15、ベテラン部門は55、早期アフリカ系アメリカ人パイオニア部門では14、功労者部門に34もの選手やコーチ、レフェリー、チームがノミネートされている。

　2018年のバスケットボール殿堂入りの最終候補者は、来年2月にロサンゼルスで行われるNBAオールスターの期間中に発表されることとなる。