「2Kで自分を使いたくない」と語ったデイビスのお気に入りはハーデン?
ロサンゼルス・レイカーズのスーパースター、ADことアンソニー・デイビスはこれまでのキャリア7シーズンで、6度のオールスター(うち17年はMVPを獲得)、3度のオールNBAチーム、3度のオールディフェンシブチームに選出されたほか、ブロック王を3度獲得してきた。
そして今回、デイビスはまた新たな称号を手に入れた。それは世界中で絶大な支持を集める超人気ゲーム『NBA 2K』の最新作「NBA 2K20」のカバーアスリートになったことだった。『CLUTCHPOINTS』をはじめとする複数の現地メディアへ、デイビスがこのことについて語っていたので紹介していきたい。
「もう最高さ。(『NBA 2K』のカバーになることは)子どもたちにとって夢であり、僕は夢がかなったような感じだね。若くて、しかもバスケットボール選手であれば、誰だってカバーアスリートになりたいものさ」とデイビス。
実は、デイビスはすでに「NBA 2K16」でカバーアスリートになっていた。だがこの時はステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)とジェームズ・ハーデン(ヒューストン・ロケッツ)との3人体制だったこともあり、「今回は本当にワクワクしているよ。なぜって、僕はソロでカバーアスリートになったんだから。そりゃ楽しいに決まってる」と語っていた。
『NBA 2K』シリーズ最新作の「NBA 2K20」は、9月6日に全世界一斉発売となる。通常版にデイビス、レジェンド版には昨季限りで現役を引退したドウェイン・ウェイド(元マイアミ・ヒートほか)がカバーアスリートに選ばれている。
また、毎年発売前に注目されているのが各選手のレーティング。今作でトップ評価を得たのはデイビスのチームメートであるレブロン・ジェームズ、カワイ・レナード(ロサンゼルス・クリッパーズ)の97で、デイビスは全体7位となる94の評価を得た。
ちなみに、デイビスは『NBA 2K』シリーズで、自身が所属しているチームを使うことはないという。
「僕は2Kで自分を使いたくないから、レイカーズを操作してプレーすることはないだろうね。僕がよく使ってたのは、カワイがいた時の(サンアントニオ・)スパーズと、ハーデンとトレバー(・アリーザ/現サクラメント・キングス)がいた時のロケッツだったんだ」。
以前、レブロンが「新加入したチームメートたちとの連係を“NBA 2K”シリーズでシミュレーションしていた」と明かしていたように、『NBA 2K』シリーズは現役選手たちをも虜にするゲーム。今夏、大物選手の移籍が相次いだこともあり、今季開幕前に発売される「NBA 2K20」は、世界中のファンだけでなく、例年以上に選手たちからも注目を集めることになるだろう。