8月20日(現地時間19日)、『NBA.com』のジョン・シューマン記者が、“Rookie Survey”の結果を公開した。
これは2019年のドラフトで指名されたルーキーたちが、さまざまな質問に対してドラフト同期のいずれかの選手に投票するというもの。
ここでは、今回の“Rookie Survey”結果をお届けしていこう。
※チーム名は略称、チーム名の右はドラフト指名順位、%=パーセント、
<ルーキー・サーベイ 2019結果>
■今季新人王に輝くのは誰?
1.ザイオン・ウィリアムソン(ペリカンズ/1巡目1位):35%
2.ジャ・モラント(グリズリーズ/1巡目2位):27%
3.RJ・バレット(ニックス/1巡目3位):5%
-.キャム・レディッシュ(ホークス/1巡目10位):5%
■今季のルーキーでベストなキャリアを送りそうな選手は?
1.キャム・レディッシュ(ホークス):19%
2.ジャ・モラント(グリズリーズ):16%
3.ディアンドレ・ハンター(ホークス/1巡目4位):11%
4.RJ・バレット(ニックス):5%
-.ジャクソン・ヘイズ(ペリカンズ/1巡目8位):5%
-.コービー・ホワイト(ブルズ/1巡目7位):5%
-.ザイオン・ウィリアムソン(ペリカンズ):5%
今季はザイオンとモラントながら、今後数年でホークスの2人が躍進か?
新人王候補筆頭に選ばれたのは、今年のドラフトトップ2指名のザイオンとモラント。両選手ともケガさえなければ開幕からスターターを務めることが確実視されており、個人成績重視の新人王争いでは有利というのがドラフト同期たちの見解なのだろう。
一方、ベストなキャリアを送りそうな選手としてトップに立ったのは、ザイオンとバレットのデューク大学時代のチームメート、レディッシュ。モラントはここでも2位と安定した得票数を得ているものの、ザイオンとバレットは4位タイ。ホークスからはハンターも選ばれていることを考えると、今後数年でホークスがリーグトップレベルのチームへと躍進を遂げると見ているのかもしれない。
■今年のドラフトで最高の掘り出し物となった選手は?
1.ボル・ボル(ナゲッツ/2巡目全体44位):19%
-.ケビン・ポーターJr.(キャバリアーズ/1巡目30位):19%
3.カーセン・エドワーズ(セルティックス/2巡目全体33位):5%
-.ナシール・リトル(ブレイザーズ/1巡目25位):5%
-.アイザイア・ロビー(マーベリックス/2巡目全体45位):5%
-.コービー・ホワイト(ブルズ):5%
-.グラント・ウィリアムズ(セルティックス/1巡目22位):5%
■最もアスレティックなルーキーは誰?
1.ザイオン・ウィリアムソン(ペリカンズ):87%
2.ブランドン・クラーク(グリズリーズ/1巡目21位):8%
■今年のルーキーでベストなシューターは?
1.タイラー・ヘロ(ヒート/1巡目13位):33%
2.カイル・ガイ(キングス/2巡目全体55位):29%
3.キャメロン・ジョンソン(サンズ/1巡目11位):13%
4.タイ・ジェローム(サンズ/1巡目24位):8%
5.ジョーダン・プール(ウォリアーズ/1巡目28位):4%
ザイオンの身体能力の高さは折り紙付き、ベストシューターはヘロとガイ
229センチのタッコ・フォールがドラフト外ながらセルティックスと契約を結んだことで話題となったが、ドラフト指名された選手の中ではボル・ボルへの期待が高いようだ。218センチの長身でリング下から3ポイントまで決めることができるシュート力はやはり魅力。
最もアスレティックなルーキーにはザイオンが圧倒的な指示を集めてライバルたちを寄せ付けず。ベストシューターにはヘロとガイがそれぞれ高い得票を得ている。
■ルーキーの中でベストなディフェンダーは?
1.マティス・サイブル(シクサーズ/1巡目20位):37%
2.ディアンドレ・ハンター(ホークス):29%
3.ブランドン・クラーク(グリズリーズ):8%
-.ジャクソン・ヘイズ(ペリカンズ):8%
-.ナシール・リトル(ブレイザーズ):8%
■ベストなプレーメイカーは?
1.ジャ・モラント(グリズリーズ):40%
2.ダリアス・ガーランド(キャバリアーズ/1巡目5位):15%
3.タイ・ジェローム(サンズ):10%
-.コービー・ホワイト(ブルズ):10%
5.ニケイル・アレクサンダー・ウォーカー(ペリカンズ/1巡目17位):8%
ベストなプレーメイカーと有能なディフェンダーを獲得したグリズリーズ
モラントがベストなプレーメイカーとしてトップの支持、クラークはベストディフェンダーの項目で3位タイにランクイン。身体能力の高さにも定評があるクラークは、モラントと良いコンビになるかもしれない。
キャブスは昨年のドラフトでコリン・セクストン、今年はガーランドを指名してガードデュオを形成。得点力が魅力のアレクサンダー・ウォーカーも気になるところだ。