「僕はいろんなことを(チームに)もたらすことができるんだ」と自信満々
今季でヒューストン・ロケッツ在籍4シーズン目を迎えるエリック・ゴードンは、193センチ97キロとシューティングガードとしては小柄な部類に入るものの、自慢の長距離砲や屈強な体格を活かしたドライブとディフェンスで存在感を見せている。
ゴードンは今夏、ロケッツと延長契約を結んでおり、キャリア12シーズン目の今季もロケッツの主軸の1人として活躍することが期待されている。
ロケッツはプレシーズン期間の10月8日と10日にジャパンゲームズで来日するため、9月29日(現地時間28日)からトレーニングキャンプがスタート。ジェームズ・ハーデンとラッセル・ウェストブルックという“MVPデュオ”を中心に充実の戦力を誇るロケッツは、今季も優勝候補に挙がるリーグトップレベルのチーム。
トレーニングキャンプを約2週間後に控える中、ゴードンは14日(同13日)に地元メディア『The Houston Chronicle』へ頼もしい言葉を発していた。
ロケッツでプレーしてきた直近3シーズンにおいて、ゴードンは平均31.3分16.8得点2.4リバウンド2.2アシストをマーク。平均3.2本も沈めている3ポイントは、成功率も36.4パーセントと決して悪くない数字を残しており、チームに不可欠な選手の1人としてプレーしてきた。
「僕はこのチームにおいて価値のある選手だと分かっている」と切り出すと、ゴードンは「僕はそのことをこれまで見せてきたと思ってる。そして今、僕は全盛期を迎えようとしているんだ。僕はショットを決めることができるし、ディフェンスすることだって可能だ。それにオフェンスでクリエイティブになることができる。僕はいろんなことを(チームに)もたらすことができるんだ」と言い放っている。
時折ドライブから見せるゴードンのダンクは迫力満点なのだが、ウェストブルック加入により、今季のゴードンは昨季よりもアウトサイドからショットを狙うシーンが増えるかもしれない。
それでも、ロケッツのロースターにおいて、ゴードンが重要な立ち位置にいることは間違いない。ジャパンゲームズやレギュラーシーズンで、持ち前の爆発力を見せてほしいものである。