2019.11.13
8月31日(現地時間30日)、エリック・ゴードンがヒューストン・ロケッツと3年5,450万ドル(約57億7,700万円)の延長契約に合意したと『ESPN』が報じた。
ゴードンの現行契約は今季で満了となるため、この日合意に達した延長契約は2020-21シーズンから適用されることとなる。
キャリア11シーズンを誇るゴードンは、193センチ97キロのシューティングガード。ここ3シーズンはロケッツの主軸の1人としてプレーしており、昨季は68試合(うち先発は53試合)に出場して平均31.7分16.2得点2.2リバウンド1.9アシストをマーク。
プレーオフでは11試合すべてに先発し、平均37.3分17.8得点2.5リバウンド1.3アシスト1.0ブロックを残し、3ポイント成功率40.0パーセント、平均成功数3.5本と高パフォーマンスを見せていた。
ロケッツは今夏、クリス・ポールと将来のドラフト1巡目指名権複数とのトレードで、オクラホマシティ・サンダーからラッセル・ウェストブルックを獲得したほか、大ベテランのタイソン・チャンドラーやガードのベン・マクレモア、元ドラフト1位指名のフォワード、アンソニー・ベネットらをロースターに加えることに成功している。
今季のゴードンは、ジェームズ・ハーデン、ウェストブルックというシーズンMVP獲得経験者と共に、ロケッツにおいて不可欠なピースとして戦うことになるのだが、ゴードンが延長契約したことで、ロケッツはハーデン、ウェストブルック、ゴードン、クリント・カペラという主軸4選手を22-23シーズンまで契約下に置くこととなった。
なお、ゴードンは今後4シーズンのうち、オールスターに選出されるか、チームがチャンピオンシップを勝ち取ることに成功すれば、4年目のオプションとして23-24シーズンに2,090万ドル(約22億1,540万円)の高額契約を手にすることができるという。
プレシーズン期間の10月、ロケッツはトロント・ラプターズとのジャパンゲームズを2試合、さいたまスーパーアリーナで行うこととなっている。特にロケッツには爆発力のあるスコアラーがそろっているため、2003年にラシャード・ルイス(元シアトル・スーパーソニックスほか)がたたき出したジャパンゲームズ記録の50得点を塗り変える可能性がありそうだ。

好調であれば軽々と30得点以上を奪うことができるゴードンも候補の1人[写真]=Getty Images
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