2020.04.28
10月6日。GALLERY・2渋谷店に、ヒューストン・ロケッツのジェームズ・ハーデン、エリック・ゴードン、オースティン・リバース、ジェラルド・グリーンが姿を現した。
8日と10日にさいたまスーパーアリーナで行われる『NBA Japan Games 2019 Presented by Rakuten』(以降、ジャパンゲームズ)を前に、ロケッツは5日に来日しており、6日にメディア取材とチーム練習を終えて、4選手は「アディダス バスケットボール スペシャルミーティング」へ参加。
Who needs to be understood when you can be unforgettable? @jharden13 #FreeToCreate pic.twitter.com/0K6KsAebuZ
— adidas Basketball (@adidasHoops) October 7, 2019
ハーデンは言わずとしれたアディダスのトップエンドーサーの1人。今回はチームメートを3人率いて登場すると、4人それぞれが会場に集まったファンへ声をかけた。
「皆さん、お元気ですか? 今日は楽しみましょう」とリバースが切り出すと、ゴードンが「今日は世界一、最高の国に来ることができたことをとてもうれしく思っています」と口にし、「今日はここに来てくれて、ありがとうございます。私たち、NBAの試合を日本で開催できることをとても楽しみにしています」とハーデンが続ける。そして「本当にすばらしい東京にお招きいただき、ありがとうございます。チームメートたちも、東京をすごく楽しんでいます」とグリーンが発言。
日本の印象について聞かれると、「日本は今回で3回目なんですけど、日本で試合をするのは今回が初めてです。皆さんのエネルギーをすごく感じることができる、エキサイティングな都市だと思います」とゴードン。神戸牛や和牛を堪能している選手もいる中、印象的だったのは「ニューヨークに少し似ている」というもの。グリーンとハーデンは、東京について全米最大の都市であるニューヨークと似ていると明かしていた。
また、「東京の皆さんはすごく優しくて、親切にしてもらって、同時にエネルギーをいっぱい感じることができる場所だなと思っています」といううれしいコメントも。
なお、選手たちがイベントでファンとの交流を図る中、この日は会場に集まったファンへ抽選番号が事前に配布されており、ロケッツの4選手がボックスから取り出した番号のファンが直接スペシャルギフトを手渡されるといううれしい特典もあり、見事当選となったファンはもちろん大喜び。ハーデンと一緒に写真撮影するなど、会場中がざわついた。
その後ファンとの記念撮影を行うと、「チームメートとアディダスファミリーを代表して、皆さんに御礼を言いたいと思います。いつもサポートしていただき、本当にありがとうございます。火曜日(8日)と木曜日(10日)に試合をしますので、皆さんぜひ会場へ見に来て応援してください」とハーデンがファンとのスペシャルミーティングを締めた。
すると4選手はメディアの囲み取材に対応。「自慢のステップバック3ポイントを繰り出す際、どんなことを意識しているのか」というファンからの質問に、「実際にガードされている時に、自分がきちんとシュートできる、相手との距離感を持つことが大事」と答えたハーデンは、今夏ワークアウトで見せた新技“片足スリー”について「もう全部、全部お見せします。すべての試合で、全部お見せします」とジャパンゲームズでも披露すると発言。
ロケッツはこれまで2試合のプレシーズンゲームを終えて2戦無敗。レギュラーシーズン開幕までに、トロント・ラプターズとのジャパンゲームズを戦い、サンアントニオ・スパーズ、マイアミ・ヒートとの試合に臨み、25日(現地時間24日)にレギュラーシーズン開幕戦としてミルウォーキー・バックスと激突する。
最後に、プレシーズン期間のちょうど中間にあたるジャパンゲームズと、その後のシーズン本番に向けて、4選手がそれぞれの意気込みを口にした。
「とにかくこのゲームに勝って、強くなって、そして長いシーズンで最終的に勝てればいいなと思っています」(ゴードン)
「練習を重ねて、一日一日うまくなれるようにしていく。長いシーズンなのでアップダウンがあり、良くない時もあるんですけど、毎日向上することができるようにしていきたい」(ハーデン)
「今回のジャパンゲームズを通じて、チームメートとのケミストリー、お互いの合わせだったり、感触というのをつかめるようにしていきたいと思ってます。お互いきちんとコミュニケーションを取ることができるか、という確認にもなると見ています」(リバース)
「3人が言ったとおりなんですけど、本当にチームメート間でケミストリーというものを、お互いの組み合わせができているのかというのと、一日一日、どうやったらさらに上達することができるかという方向を探っていって、最終的に優勝できればと思います」(グリーン)
短時間ではあったものの、ハーデン、ゴードン、リバース、グリーンは日本のファンの前で確かな足跡を残した。
文=秋山裕之
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