2026.08.08
元NBA選手のモンテ・エリス(元ゴールデンステイト・ウォリアーズほか)が、アルコーン州立大学の男子バスケットボール部門でゼネラルマネージャー(GM)に就任することが決まった。8月8日(現地時間7日)、同大学が発表している。
今回の役職では、バスケットボール部門の運営をはじめ、リクルート戦略の立案、NIL(選手の氏名・肖像・イメージを活用した活動)に関する機会の管理、トランスファーポータルにおける選手獲得の判断、学生アスリートへの指導などを担当するという。アルコーン州立大学は、12年間にわたってNBAでプレーしたミシシッピ州出身のエリスについて、「全米のリクルート戦線においてプログラムの知名度を高めることを期待している」としている。
現在の大学バスケットボールでは、元NBA選手がHBCU(Historically Black Colleges and Universities)のフロントに加わるケースも見られる。HBCUとは、人種隔離政策が続いていた時代に、主にアフリカ系アメリカ人の学生へ高等教育の機会を提供するために設立された大学群を指し、現在も多くの著名なスポーツ選手や政治家、実業家を輩出している。6月には、ケンドリック・パーキンス(元ボストン・セルティックスほか)が、ジャクソン州立大学の男子バスケットボール部門でGMに就任。現在も『ESPN』のアナリストを務めながら、新たな役職を兼任している。
エリスは、2005年のNBAドラフトでゴールデンステイト・ウォリアーズから2巡目指名を受け、NBAデビュー。2006-07シーズンには最優秀躍進選手賞(MIP)を受賞し、その後はミルウォーキー・バックス、ダラス・マーベリックス、インディアナ・ペイサーズを渡り歩いた。NBAでは通算12シーズンにわたってキャリアを築き、現役引退後は「エリス・エリート・バスケットボール・アカデミー」を設立するなど、若い世代の育成にも携わっている。
今回、GMとして加わるアルコーン州立大学は、SWAC(サウスウェスタン・アスレチック・カンファレンス)に所属する。レギュラーシーズンのカンファレンス優勝17回、カンファレンス・トーナメント優勝7回を誇り、NCAAトーナメントにも6度出場している。エリスは今回の就任にあたり、次のようにコメントしている。
「コート内外における人の成長を信条としている者として、学生アスリートたちがバスケットボールにおいても、教室でも、そして何より人生において成功できるよう、チャンピオンシップを目指す文化を築くことに携われるのを楽しみにしています」
さらに、「アルコーンは単なる大学ではありません。歴史、伝統、卓越性、そして何世代にもわたって影響を与えてきたレガシーによって築かれた場所です」と、ミシシッピ州出身者として、地元のHBCUへの思いも明かした。
2026.08.08
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