左膝前十字靭帯断裂のクレイ・トンプソンは来年2月のオールスターブレイクまで欠場へ

トンプソンのキャリア9年目は、来年2月中旬にスタートすることが濃厚となった[写真]=Getty Images

攻防両面においてウォリアーズで重要な役割を担うトンプソン

 10月1日(現地時間9月30日)、ゴールデンステイト・ウォリアーズはメディアデーを行い、ステフィン・カリーをはじめとする選手たちが登場。

 ロースターにはドレイモンド・グリーンディアンジェロ・ラッセルウィリー・コーリー・スタインケボン・ルーニーなどがおり、5年連続でNBAファイナルに進出しているウォリアーズは今季も長丁場のシーズンを送ることが予想されている。

 その一方、昨季のNBAファイナル第6戦で左膝前十字靭帯を断裂し、リハビリを続けているクレイ・トンプソンは、オールスターブレイクまで欠場することになるだろうと『RealGM』が報じた。

 オフェンス、ディフェンスの両面でウォリアーズの主軸を担うトンプソンの長期離脱は、今夏ブルックリン・ネッツへ移籍したケビン・デュラント以上の影響力があるだろうとスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)が明かしており、今季は例年よりも苦しい戦いになるかもしれない。

 気になるトンプソンの復帰時期だが、「NBA All-Star 2020」は、来年2月15日から17日(同14日から16日)にかけてイリノイ州シカゴで行われるため、2月中旬の復帰見込みとなる。

 トンプソン不在は、昨季までの7シーズンを共にプレーしてきたカリーとグリーンにも影響を及ぼす可能性があるため、トレーニングキャンプとプレシーズン期間にどこまでチームとしてかみ合うことができるかが、シーズン序盤における重要なカギとなりそうだ。

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