Bリーグ公認応援番組
『B MY HERO!』
現在、中国で行われている「FIBAバスケットボール ワールドカップ2019」で、ゴールデンステイト・ウォリアーズのスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)はアメリカ代表のアシスタントコーチ(AC)を務めている。
フランスとの準々決勝に敗れたアメリカ代表は、9月12日にセルビア代表との順位決定戦に臨むことになるのだが、ここでは現地メディア『The Athletic』へ今季のウォリアーズについてカーHCが語っていたので紹介したい。
9月12日(現地時間11日)に同メディアへ掲載された記事の中で、カーHCは「今シーズンはすべてのことにおいて実行していかなければならないから、時間を要することになる。でも新たなグループと共にこれからやろうとしていくんだから、本当にエキサイティングなことだ」と口を開いた。
2014-15シーズンにカーHC就任後、ウォリアーズは昨季まで5年連続のファイナル進出というNBA歴代2位の快挙を成し遂げた。ファイナルではトロント・ラプターズに2勝4敗で敗れてしまい、3連覇という偉業を逃したものの、ウォリアーズは近年で最も成功を収めているチームと言っていい。今季はこれまでホームとしていたオラクル・アリーナからチェイス・センターという新たなホームアリーナへと変更するのだが、チームとしても再スタートを切ることとなった。
昨季終了後、ケビン・デュラントがサイン&トレードでブルックリン・ネッツへ移籍したことを皮切りに、デマーカス・カズンズとクイン・クックがロサンゼルス・レイカーズへ、ジョーダン・ベルがミネソタ・ティンバーウルブズへと移籍。
そしてベテランのアンドレ・イグダーラはトレードでメンフィス・グリズリーズへ、ショーン・リビングストンは解雇となり、多くのベテラン陣がウォリアーズを去った。
そんな中、ウォリアーズはネッツとのトレードでオールスターガードのディアンジェロ・ラッセルを獲得。フリーエージェント(FA)のクレイ・トンプソンとケボン・ルーニーと再契約を結んだほか、ドレイモンド・グリーンとは延長契約を締結した。
ロースターの半数近くを入れ替えたことで、キャリア11シーズン目のステフィン・カリーがチーム最年長(31歳)に。今季はラッセルのほか、ウィリー・コーリー・スタインやアレック・バークス、グレン・ロビンソン3世といった選手たちを迎えて新たなチームを構築していくこととなる。
「この状況は、私の就任1シーズン目とすごく似ているんじゃないかな」と語ったカーHC。ベテラン陣が退団し、一気に若返ったロースターで臨む今季のウォリアーズだが、トンプソンは昨季のファイナル第6戦で左膝前十字じん帯を断裂しているため、開幕から数か月間は欠場することが濃厚だ。カーHCは現状についてこう語っていた。
「クレイがいないことが、おそらく最も大きな変化だろうね。ケビン、アンドレ、ショーンを失ったことは間違いなく大きな損失だ。でもクレイがいないことこそが、(オフェンスとディフェンスの)両面において本当に大きな変化だと思う。彼はこのチームにおいて不可欠な選手なんだ。オフェンス面だけでなく、ディフェンスではボールハンドラーとマッチアップしていたし、スイッチしてビッグマンのガードもしていた。だから彼が戻ってくるまでの間、我々はすべてのことを新たに想像し、適切に順応していかなければならない」。
トンプソンが復帰するまで、ウォリアーズはカリーとラッセルによるバックコートデュオを軸に、グリーンやコーリー・スタイン、アルフォンゾ・マッキニーをフロントコートに配置し、ベンチからはバークスやジェイコブ・エバンス、ルーニーといった選手たちが中心となってローテーションを構築していくことになるだろう。
1試合平均20得点以上を残すトンプソン不在の穴は、ラッセルやグリーンを中心に、チーム全体でカバーしていくことが求められる。ディフェンス面においても不安要素はあるのだが、開幕前もしくは開幕後、カーHCは必ずや解決策を見つけ出すと期待したい。
楽天モバイルなら
追加料金0円でNBAが楽しめる!【PR】
楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」を契約すると、通常4,500円(税込)の「NBA LEAGUE PASS for 楽天モバイル」で何と追加料金0円でNBAを楽しめます。
携帯キャリアを乗り換えず、「デュアルSIM」としての契約もおすすめ。最安料金は1,000円(税込)以下! 世界トップのバスケをお得に観戦できるチャンスをお見逃しなく。
八村塁の活躍を見逃すな!
世界最高峰のNBAを観るなら
WOWOWオンデマンドで【PR】
「WOWOWオンデマンド」とは、テレビやBS視聴環境がなくてもWOWOWのコンテンツを月額2,530円(税込)で楽しめるサービスです。