NBAジャパンゲームズ第2戦はロケッツに軍配、ラプターズとの接戦を7点差で制す

第1クォーターから攻撃を引っ張ったウェストブルック[写真]=伊藤 大允

 10月10日、さいたまスーパーアリーナで「NBA Japan Games 2019 Presented by Rakuten」の第2戦が行われ、トロント・ラプターズとヒューストン・ロケッツが対戦した。

 8日の第1戦では134-129でラプターズが勝利した両者の対決。この試合はパスカル・シアカムのダンクでラプターズが先制したが、ロケッツもジェームズ・ハーデンラッセル・ウェストブルックの得点で対抗する。開始2分35秒からはウェストブルック、エリック・ゴードンの3ポイントなどでロケッツが立て続けに得点を奪い、第1クォーターは23-30で終了した。

 7点を追いかけるラプターズは、続く第2クォーター中盤から反撃。ノーマン・パウエルの3ポイントで3点差に迫ると、フレッド・バンブリートも3ポイントで続き同点とする。残り3分20分からはパウエルの連続得点でリードを奪い、このクォーターは一挙40得点の猛攻を展開。63-55のラプターズ8点リードで試合を折り返した。

ラプターズのシアカムは16得点7アシスト[写真]=伊藤 大允

 第3クォーターは序盤からロケッツのPJ・タッカーが2本の3ポイントを沈めて点差を詰めるも、ラプターズはサージ・イバカ、シアカムの活躍でリードを保つ。しかし、88-83で迎えた残り55秒からウェストブルックが2本のフリースローと3ポイント、終了間際にはレイアップを決め、90-90の同点で最終クォーターへ。

 第4クォーターに入ってもロケッツはウェストブルックが得点を伸ばし、開始早々にリードを奪う。一時はラプターズに逆転されるも、ジェラルド・グリーン、クリス・クレモンズの3連続3ポイントが決まって96-104。試合終了5分を切ってからはラプターズも食い下がり、同1分46秒時点で107-108と勝負の行方は全くわからない状況に。

 その後も点を取り合ったが、ロケッツはフリースローを確実に決めてリードをキープすると、同26秒にはベン・マクレモアが勝利を大きく手繰り寄せる3ポイントをマーク。これが大きな一撃となり、最終スコア111-118で第2戦はロケッツに軍配が上がった。

■試合結果
トロント・ラプターズ 111-118 ヒューストン・ロケッツ(@さいたまスーパーアリーナ)
TOR|23|40|27|21|=111
HOU|30|25|35|28|=118

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