右手親指の負傷から復帰し、8得点10リバウンド8アシストの活躍で勝利に貢献
今夏ニューオーリンズ・ペリカンズからトレードでロサンゼルス・レイカーズへ加入したアンソニー・デイビスは、10月12日に中国で行われたブルックリン・ネッツとのNBAチャイナゲームズ第2戦で右手親指を痛めた。
MRI検査の結果は良好で、15日(現地時間14日)に行われたゴールデンステイト・ウォリアーズとのプレシーズンゲームこそ欠場したものの、17日(同16日)のウォリアーズ戦から復帰。
ウォリアーズ戦に先発パワーフォワードとして出場したデイビスは、約28分のプレータイムで8得点10リバウンド8アシスト2ブロックとまずまずの数字を残し、レイカーズも126-93と快勝した。
この試合、レブロン・ジェームズがコーナーで待つダニー・グリーンへ難易度の高いアシストを記録するなど見せ場を作ったものの、フランク・ボーゲルHC(ヘッドコーチ)はデイビスのショットクリエイト能力に舌を巻いていたという。
ボーゲルHCは試合後、「彼のショットメイキングはありえないものだね。我々が彼を正しいスポットに置くこととなれば、オフェンスであればどこにいようと文字通り使うべきだ。リングへロールしたり、ポストやエルボー、3ポイントラインでもそうだし、オープンコートでハンドリングしている時でもね」と『SB Nation』へデイビスを絶賛するコメントを残している。
また、今季レイカーズのエースを務めるデイビスについて、ボーゲルHCは「(オフェンスとディフェンスの)両エンドでインパクトを与えることができる選手がいれば、本当に目立った変化を起こすことができるということ」と最大級の賛辞を送っていた。
右手親指の負傷について、デイビスは「気を付けなきゃいけないね。でもすぐに復帰できて良かったよ。誰だってこんな嫌なことが起こってほしくはないからね」とコメントしており、休息とコーチ陣から判断されない限り、19日(同18日)のプレシーズン最終戦(こちらもウォリアーズ戦)も出場できるだろう。
プレシーズンゲームでも鬼気迫るプレーでインパクトを放つデイビス。レギュラーシーズン開幕後も、コート上で大暴れしてくれそうだ。