開幕から先発ガードを務めるナンとモラントが今季の新人王争いをけん引
12月4日(現地時間3日)。NBAは10月から11月におけるルーキー・オブ・ザ・マンス(月間最優秀新人賞)を発表した。
今シーズン最初の月間最優秀新人に輝いたのは、ドラフト外のケンドリック・ナン(マイアミ・ヒート)と、ドラフト全体2位指名のジャ・モラント(メンフィス・グリズリーズ)。ワシントン・ウィザーズの八村塁も候補に挙がったものの、選ばれることはなかった。
イースタン・カンファレンスから選ばれたナンは、期間中にいずれもイーストのルーキーでトップとなる合計295得点、平均16.4得点、フィールドゴール成功数(117本)、3ポイント成功数(41本)、2位となる平均3.2アシスト、合計58アシスト、平均1.3スティールをマーク。
ドラフト外の選手が最初の18試合で挙げた295得点は、1963-64シーズン以降では歴代3番目の快挙となった。
開幕から全18試合でスターターを務めたナンは、ここまで平均29.3分16.4得点2.4リバウンド3.2アシスト1.3スティールをマーク。フィールドゴール成功率47.2パーセント、3ポイント成功率39.8パーセント、フリースロー成功率76.9パーセントという数字を残している。
一方、ウエスタン・カンファレンスでは今季のルーキー全体でトップの平均18.6得点6.4アシストに28.7分3.2リバウンド1.4スティールを記録したモラントが選出。
再建中のグリズリーズをけん引するアクロバティックなポイントガードは、フィールドゴール成功率45.7パーセント、3ポイント成功率41.0パーセント、フリースロー成功率76.5パーセントを残し、20得点以上のゲームを9回、ダブルダブルの試合を3回達成し、こちらもルーキートップと文句なしとなった。