2019.11.28
10月25日(現地時間24日)をもって、NBAの全30チームが2019-20シーズンの開幕戦を消化。鮮烈なデビューを果たしたワシントン・ウィザーズの八村塁と同じくNBAドラフト2019で指名されたルーキーたちはどのような活躍を見せたか。チーム状況や試合展開などによりそれぞれの役割は異なるが、トップ10に入った選手たちの開幕戦を振り返る。
1位指名:ザイオン・ウィリアムソン(ニューオーリンズ・ペリカンズ)
デューク大学出身の注目スーパールーキーは右ひざ半月板損傷のため欠場。復帰まで6週間から8週間要すると見られており、デビューは12月頃が濃厚となっている。
2位指名:ジャ・モラント(メンフィス・グリズリーズ)
渡邊雄太から背番号「12」を譲り受けた司令塔は、ジャレン・ジャクソンJr.やジェイ・クロウダーなどとともに先発出場。25分9秒の出場で14得点4リバウンド4アシスト1スティール1ブロックを挙げたが、フリースローは4本中2本の成功、ターンオーバーは6個と課題もあった。
3位指名:RJ・バレット(ニューヨーク・ニックス)
ザイオンの同期で、ニックス期待の新人もスターティングファイブとしてNBAデビュー。37分6秒のプレータイムを得て、21得点5リバウンド2アシスト2スティールをマークした。
4位指名:ディアンドレ・ハンター(アトランタ・ホークス)
バージニア大学で活躍したスイングマンのNBAデビュー戦は、25分27秒の出場で14得点2リバウンド。3ポイントは3本中2本、フリースローは2本中2本成功と、限られた試投数ながらシュート精度の高さを見せつけた。
5位指名:ダリアス・ガーランド(クリーブランド・キャバリアーズ)
ボールハンドリングに長けたポイントガードは、31分32秒の出場で8得点2リバウンド5アシスト1スティール。フィールドゴールは9本中3本の成功にとどまった。
6位指名:ジャレット・カルバー(ミネソタ・ティンバーウルブズ)
テキサス工科大学出身の20歳はベンチスタート。第1クォーター残り3分52秒からコートに立ち、15分46秒の出場で4得点2リバウンド1スティールを挙げた。
7位指名:コービー・ホワイト(シカゴ・ブルズ)
ノースカロライナ大学からプロ入りした19歳は、ベンチから出場して17得点3リバウンド7アシストの活躍。NBAでの第一歩を踏み出した。
8位指名:ジャクソン・ヘイズ(ペリカンズ)
サマーリーグで活躍した211センチ100キロのビッグマンだが、トロント・ラプターズとの開幕戦では出番なし。NBAデビューは持ち越しとなった。
9位指名:八村塁(ワシントン・ウィザーズ)
先発メンバーとしてNBAデビューを飾り、いきなり14得点10リバウンドの“ダブルダブル”を達成。田臥勇太(当時フェニックス・サンズ/現宇都宮ブレックス)、渡邊(メンフィス・グリズリーズ)に次ぐ日本人3人目のNBAプレーヤーに注目が集まる。
10位指名:キャメロン・レディッシュ(ホークス)
同じルーキーのハンターとともに先発出場。5本の3ポイントを含む6本のフィールドゴールをすべて失敗し、1得点7リバウンド1アシスト1スティールをマークした。
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