指揮官ペニーがエール、今後は代理人と契約してドラフトへの準備を進める
12月21日(現地時間20日)、メンフィス大学のジェームズ・ワイズマンがコーチングスタッフ陣へ大学から離れる決断を下したことを伝えたと『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が報じた。
ワイズマンは同大の1年生で、216センチ108キロという魅力的なサイズを持つ左利きのビッグマン。今季3試合に出場して平均23.0分19.7得点10.7リバウンド3.0ブロックを記録。
フィールドゴール成功率76.9パーセントに加え、フリースロー試投数は平均9.0本、成功率も70.4パーセントと、ビッグマンとしてはまずまず。ファストブレイクで先陣を切ることができる機動力も備えた将来の有望株は、2020年のNBAドラフトでトップ5指名が期待されている。
同記者によると、ワイズマンは今後、代理人を雇い、ドラフトに向けて準備を進めていくことになるという。
メンフィス大の指揮官を務めるアンファニー“ペニー”ハーダウェイ(元オーランド・マジックほか)は、自身のインスタグラムで「君がいなくなって寂しくなるよ。2020年のドラフトで全体1位指名され、新人王になってまた笑顔を見せてくれるのを待ってるぞ!」と期待を込めてエールを送っていた。
はたして、ワイズマンの決断は来年6月26日(同25日)のドラフトへどのように影響するのか。ポテンシャルは申し分ないだけに、まずは春先に向けてコンディションをキープしていってほしいものだ。