トレイ・ヤングの控えにオールスター選出経験を持つティーグを加えたホークス
1月17日(現地時間16日)。アトランタ・ホークスとミネソタ・ティンバーウルブズの2チーム間でトレードが成立。ホークスはアレン・クラブ(ガード)を放出し、ウルブズからジェフ・ティーグとトレイビアン・グラハム(共にガード)を獲得した。
今回移籍した3選手は、いずれも契約が今季限りのため、両チームとも大きなリスクを背負うことのないトレードとなった。
その中で、トレイ・ヤングのバックアップを探していたホークスにとって、ティーグというキャリア10年を誇るベテランポイントガードを獲得できたことは収穫だったと言っていい。
ティーグはキャリア最初の7シーズンをホークスでプレーし、2015年にはオールスターに選出された実績を持つ31歳。今季はここまで34試合(うち先発は13試合)に出場して平均27.8分13.2得点2.6リバウンド6.1アシストを残していた。
ミスが少なく、堅実なプレーが持ち味のティーグは、ホークスのセカンドユニットをけん引する司令塔として活躍することが期待されている。
なお、キャリア4年目のグハラムは、196センチ101キロという頑強な肉体を持つシューティングガード。今季は33試合(うち先発は20試合)に出場して平均20.1分5.2得点3.0リバウンドを残している。
一方のウルブズが獲得したクラブは、キャリア7年目の27歳。今季は28試合(うち先発は1試合)で平均18.6分5.1得点2.3リバウンド1.0アシストを記録しているシューティングガード。
ティーグという司令塔を放出したことで、『The Athletic』をはじめとする複数の現地メディアは、ウルブズがディアンジェロ・ラッセル(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)獲得に動くだろうと報道。
はたして、ウォリアーズはウルブズの大黒柱カール・アンソニー・タウンズと仲のいいラッセルをトレードするのか。2月7日(同6日)のトレードデッドラインまで目が離せない。