レブロン、カーメロ、デュラントに次ぐ現役4人目の快挙を達成したリラード
1月18日(現地時間17日)に行われたダラス・マーベリックス戦。ポートランド・トレイルブレイザーズは112-120で敗れてしまったものの、エースのデイミアン・リラードが34得点をマーク。
これにより、リラードは通算1万4,014得点に到達。キャリア8シーズン目で通算1万4,000得点をクリアした現役4人目の選手となった。
リラードが加わったリストのメンバーは豪華そのもの。レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)、カーメロ・アンソニー(ブレイザーズ)、ケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ)という、通算2万得点以上を記録する現役有数のスコアラーたちである。
マブス戦を終えたリラードは、今季平均36.7分27.0得点4.1リバウンド7.6アシスト1.0スティールでブレイザーズをけん引。平均アシストと3ポイント試投数(平均9.4本)、成功数(平均3.4本)でキャリアハイの成績を残している。
ブレイザーズのフランチャイズ通算得点記録で、リラードはすでに歴代2位におり、トップのクライド・ドレクスラー(元ブレイザーズほか/1万8,040得点)との差は約4,000得点まで縮まった。
そんな中、プレーオフ出場圏内入りを狙うブレイザーズに暗雲が立ち込めている。マブス戦の第2クォーターにCJ・マッカラムが左足首をネンザしたため途中退場してしまったからだ。
「通常だと、2日目が最悪なんだ。まずは明日どうなるか見てみないとね。治療を受けて、患部を固定してみてどうなるかだね」と試合後に語ったマッカラム。ブレイザーズはチーム2番手のスコアラーを今後数試合欠いてしまう可能性が浮上している。
もっとも、リラードは病気のため、この試合前の時点で出場が“questionable”(疑わしい)とされていた。だが実際は約40分間プレーし続けた。
「ちょっと体調を崩していたりすると、コートで何かしら影響が出てしまうのは間違いないね。でも俺は『あぁ休まなきゃいけないくらい体調が悪いな』と思って試合に臨んだりはしない。そのことに頼ったことは一度もないんだ」とリラードは言う。
18勝25敗でウェスタン・カンファレンス10位のブレイザーズにとって、順位を上げてくためには1試合も落とせないというのが現状。今後リラードやマッカラムが欠場せざるをえない状況に陥る可能性は残るものの、よほどのことがなければコートに立って戦うことだろう。