ロースターに空きを残すクリッパーズ、次のターゲットはエバン・ターナーか?

ターナーはボールハンドラー役をこなすことができる31歳のベテラン[写真]=Getty Images

ボールハンドラーを補強したいクリッパーズがターナーとワークアウトへ

 2月6日(現地時間5日、日付は以下同)。アトランタ・ホークス、デンバー・ナゲッツ、ミネソタ・ティンバーウルブズ、ヒューストン・ロケッツによる4チーム間のトレードで、エバン・ターナーはホークスからウルブズへと移籍した。

 だが、ターナーはウルブズの一員としてプレーしておらず、今季限りで契約が満了になることもあり、バイアウトとなって制限なしフリーエージェントになる可能性があると複数の現地メディアが報道。そんな中、ターナーに関心を示しているチームが、ロースターに2つの空きを残すロサンゼルス・クリッパーズだという。

 現地メディア『Yahoo! Sports』のクリス・ヘインズ記者は、リーグの情報筋から得た情報として、ターナーがクリッパーズとワークアウトをすることになると報じており、オールスターブレイクの期間にバイアウトが成立する可能性があるようだ。

 2010年のドラフト1巡目全体2位指名のターナーは、198センチ99キロのオールラウンダー。ポイントガードからスモールフォワードまでこなすことができ、キャリア平均26.9分9.7得点4.6リバウンド3.5アシストを誇る。

 ただ、3ポイント成功率はキャリア平均で29.4パーセントにすぎず、フィールドゴール成功率も43.4パーセントと低く、シュート力に欠ける点は否めない。

 それでも、昨季までのキャリア9年間で計63試合のプレーオフ出場経験を持っており、ボールハンドラーを務めることができ、複数のポジションをガードできる点は魅力。ボールハンドラー獲得を狙うクリッパーズからすれば、31歳のベテランは理にかなったターゲットなのかもしれない。

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