レブロン・ジェームズがシーズン中断について言及「家族との時間を多く持つことができている」

今季は35歳とは思えないパフォーマンスでレイカーズをけん引していたレブロン[写真]=Getty Images

家族との時間を過ごすレブロン

 現在NBAでは新型コロナウイルスが世界的に流行している影響で、レギュラーシーズンが中断となっている。各球団もスタッフや選手たちの接触を避けるため、チーム練習を中止。現状個人でのワークアウトでコンディションを保たなければならないが、多くの選手が自宅にトレーニングルームやバスケットボールのコートを所持しているわけではない。

 このように行動が非常に制限されている中、本来プレーオフに向けてパフォーマンスを上げている選手たちにとっては、非常にストレスや退屈さを感じさせるものだろう。しかしロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズは、1つポジティブな要素を見出しているようだ。3月20日(現地時間19日)に、インスタライブを行ったレブロンは、「いいこととしては、家族との時間を多く持つことができている。シーズン中にここまで家族と過ごせたことは今までなかった」とコメント。NBAのスーパースターであり、3人の子供たちの父親でもあるレブロン。突如訪れた家族との時間を大切に過ごしているようだ。

 だがもちろん1人のバスケットボール選手として、「バスケットが恋しいよ。自分が普段していることが恋しい」とも口にしたレブロン。ファンのためにコートに立ち、全力でプレーすることをモットーとしている彼は、「レイカーズファンの前で試合をすること、ロードで敵地のファンの前に立つことが恋しい。シーズンの最中で、僕らはプレーオフに向けてギアを上げていたんだ」と、気持ちをつづっている。

 現在リーグでは、コミッショナーであるアダム・シルバー氏がシーズンの再開の時期やその内容について、さまざまな方法を模索している。いつ新型コロナウイルスが収束するかも不明だが、レブロンは普段の多忙な時間から一時的に離れ、こうしてつかの間の休息を家族たちと過ごしている。もちろん選手としてもフラストレーションはあるかもしれないが、今は父親として家族との時間を楽しんでいるのかもしれない。

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