2020.03.19

ダニー・グリーンが昨夏のFA移籍を振り返る「マブスとレイカーズが最有力だった」

昨夏レイカーズへ移籍したグリーンは今季、先発SGとしてプレーしている[写真]=Getty Images
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マブスが優勝争いに参戦するには「あと1、2年かかると思った」と判断し、レイカーズ入りを決断したことを明かす

 3月19日(現地時間18日、日付は以下同)にYouTubeへ公開された『Bleacher Report』の““Take it There” with Taylor Rooks”に、ロサンゼルス・レイカーズのダニー・グリーンが出演。

 そこで昨夏制限なしフリーエージェント(FA)となった当時を振り返っていた。昨季トロント・ラプターズで自身2度目のNBAチャンピオンに輝いたグリーンには、ダラス・マーベリックスとレイカーズという、2つのチームが興味を持っていたという。

「ダラスは非常に強い関心を示していた。レイカーズも興味を示してくれた。でも僕にとってはレイカーズが最有力だったんだ。あの時点で彼らが手にしていた戦力がその理由だった」とグリーンは言う。

 バスケットボール界の“キング”ことレブロン・ジェームズに加え、昨夏トレードでリーグ最高級のビッグマン、アンソニー・デイビスを獲得したことで、レイカーズはグリーンが望む優勝候補へと浮上していたからだ。グリーンはこう続けていた。

「ダラスには本当に、すばらしい選手たちがそろっていた。でもタイトル争いに加わるためには、あと1、2年は必要だろうと思ってた。でも、あの2チームが最有力だった。トロントがオファーできたことを除くと、レイカーズとダラスだったんだ」。

 レブロン、デイビスという超強力タッグを手にしたレイカーズは、現時点でウェスタン・カンファレンス首位の49勝14敗。2013年を最後に遠ざかっていたプレーオフ進出も決めている。

 グリーンはそのレイカーズで先発シューティングガードの座を射止め、ここまで61試合に出場して平均25.1分8.2得点3.4リバウンド1.4アシスト1.2スティールを記録し、昨夏の決断が正しかったことを証明。

 新型コロナウイルスの感染防止のため、レギュラーシーズン中断という前代未聞の事態となっているNBAだが、6月中旬から下旬にかけて再開することができれば、再びレイカーズは注目を集めるに違いない。

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