翌日の公式発表を前に、今年の殿堂入りが確定した4名をメディアが報道
4月4日(現地時間3日、日付は以下同)。『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が、コービー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)、ティム・ダンカン(元サンアントニオ・スパーズ)、ケビン・ガーネット(元ミネソタ・ティンバーウルブズほか)が今年のバスケットボール殿堂入りすることになったと報じた。
昨年12月に殿堂入り候補が発表された際、この3選手は初ノミネートされており、今年2月のオールスター期間中に発表された最終候補にも選ばれていた。公式発表は5日の予定となっているものの、複数の情報筋が同記者へ明かしたという。
1990年代後半から2010年代後半にかけて現役時代を過ごした3選手は、将来の殿堂入り確実と言われる申し分ないキャリアを送ってきた。3選手合計で手にしてきた功績は以下のとおり。
■コービー、ダンカン、ガーネットがNBAで残した功績(合計数)
NBAチャンピオン:11度
シーズンMVP:4度
ファイナルMVP:5度
オールスター選出:48度
オールNBAチーム選出:39度
オールディフェンシブチーム選出:39度
オリンピック金メダル:3度
オールスターMVP:6度(ダブル受賞含む)
今年1月末にヘリコプター墜落事故によってこの世を去ったコービーは、キャリア20シーズン全てをレイカーズへ捧げたNBA史上10本の指には入るスーパースター。ダンカンとガーネットについても、歴代屈指のビッグマンとして語り継がれる名選手であり、この3選手が殿堂入りすることに異論をはさむものは皆無だろう。
なお、『FOX HOUSTON』によると、ヒューストン・ロケッツで選手、そしてヘッドコーチとして多大な功績を残してきたルディ・トムジャノビッチも殿堂入りすることになったと報じている。
8月30日にマサチューセッツ州スプリングフィールドにて行われる殿堂入り式典を前に、彼らのプレゼンターが誰になるのかも気になるところだ。