トレーニングを継続し、家族と過ごすレブロン
今季でロサンゼルス・レイカーズ在籍2年目を迎えたレブロン・ジェームズ。昨季は股関節の故障により、満足にプレーすることができず、チームもプレーオフ進出を逃した。しかし迎えた今シーズンは、35歳になったとは思えないパフォーマンスでチームをけん引。ロースターとコーチングスタッフも大幅に入れ替わったが、見事にすべてが嚙み合い、レイカーズは2012-13シーズン以来のプレーオフ進出を決めた。
怒涛の快進撃を続けて、周囲を驚かせているレイカーズだったが、ここにきて新型コロナウイルスの影響でレギュラーシーズンは中断となっている。今季のレイカーズは10年ぶりのリーグ制覇に向けて、ここまでさまざまな苦境を乗り越えてきていた。だからこそ、いつシーズンが再開になってもいいように、チームの中心選手であるレブロンは、自宅でトレーニングを続けて仲間たちと連絡を取り合っているという。
『People』によれば、レブロンは自宅での取り組みに関して語ったそうだ。「今でも日々のワークアウトに取り組んでいるよ。何もせずにその日を終えることはできない。チームメートとコーチングスタッフたちとも連絡を取り合っている」とコメント。「肉体と精神を維持するために、できることすべてに取り組んでいるんだ。次に何が起きてもいいように備えている」と、たとえ先の見えない状況でも、プロフェッショナリズムを体現している。
また現在は外出ができない状況のため、家族と過ごす時間が増えたレブロン。自身の公式インスタグラムにて、妻のサバンナ、そしてブロニー、ブライス、ジュリの3人の子供たちとダンスを踊っている動画が投稿されている。「僕らにとって、家族の時間をここまで過ごせるのはとても稀なことだ。こうして毎日一緒に家族と過ごせる機会というのはね」と、レブロンは語る。普段は多忙ゆえに、中々家族と一緒に過ごせないのかもしれないが、こうして父親としての時間もとても大切にしている様子だ。
“アスリート”と“父親”の2つの顔を兼ね備えたレブロン。今はゆっくりと腰を据えて、来たるシーズンに向けてのトレーニングと、家族とのかけがえのない時間を過ごしている。