2020.04.17
4月5日(現地時間4日、日付は以下同)。ネイスミス・バスケットボール・ホール・オブ・フェイム(以降、殿堂)が、2020年にバスケットボール殿堂入りを果たす9名を発表した。
先日『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者、『FOX HOUSTON』が報じたコービー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)、ティム・ダンカン(元サンアントニオ・スパーズ)、ケビン・ガーネット(元ミネソタ・ティンバーウルブズほか)、ルディ・トムジャノビッチ(元ヒューストン・ロケッツ/ヘッドコーチ)を含む、2月に最終候補として発表された8名に加えて、FIBA(国際バスケットボール連盟)のパトリック・バウマン(2018年逝去、享年51)がcontributor(貢献者)として選ばれた。
今年殿堂入りする9名は以下のとおり。
※チーム名は略称、HC=ヘッドコーチ
■2020年 バスケットボール殿堂入りリスト
コービー・ブライアント(元レイカーズ)
ティム・ダンカン(元スパーズ)
ケビン・ガーネット(元ウルブズほか)
タミカ・キャッチングス(WNBA元インディアナ・フィーバー)
キム・モルキー(NCAA女子ベイラー大学HC)
バーバラ・スティーブンズ(NCAA女子ベントレー大学HC)
エディ・サトン(NCAA最優秀コーチ賞4回受賞)
ルディ・トムジャノビッチ(元ロケッツ/指揮官としてロケッツ2連覇達成)
パトリック・バウマン(FIBA前事務総長)
今年1月末にヘリコプター墜落事故によってこの世を去ったコービーに対して、レイカーズのオーナーを務めるジーニー・バスは「ロサンゼルス・レイカーズにとって、コービー・ブライアントを言葉で表現し尽くすことはできません」と切り出し、こう続けた。
「彼は勝者、チャンピオンというだけでなく、全てをバスケットボールへ捧げてきました。恐ろしいまでの闘争心、努力する姿勢、気力は唯一無二のものでした。こうした要素の数々により、コービーはこの組織に5度の優勝をもたらしました。そして彼がバスケットボールにおける偉大な存在と共に、今回殿堂入りを果たすことができた要因でもあります。彼以上に殿堂入りがふさわしい存在はいません」。
なお、殿堂入りの式典は、8月30日にマサチューセッツ州スプリングフィールドで開催されることとなる。
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