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マイク・コンリー、ウルブズと再契約へ…放出から3日、労使協定の穴をついた即時復帰

ウルブズとの再契約が報じられているマイク・コンリー [写真] = Getty Images
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 マイク・コンリーミネソタ・ティンバーウルブズに復帰する模様。2月7日(現地時間6日、日付は以下同)、現地メディア『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者が報じている。

 報道によると、ウルブズとコンリーは再契約のタイミングについて調整を進めているという。コンリーは、4日に行われたトレードでウルブズからシカゴ・ブルズへ移籍。このトレードの対価として金銭を受け取っていたウルブズは当時、ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)獲得を目的とした取引ではないかと報じられていた。コンリーはその翌日の5日、再びトレードに出されシャーロット・ホーネッツへ移籍した。さらに6日、ホーネッツはコンリーのウェイブ(解雇)を発表。

 3日間という非常に短いスパンで2度の移籍と解雇を受けたコンリーだが、この動きによって労使協定の“抜け穴”が生まれ、ウルブズとの再契約が可能となった。

 NBAの労使協定(CBA)上、トレードに出された選手は、その後1年間元のチームに再加入することが禁止されている。このルールは、2005年にボストン・セルティックスがゲイリー・ペイトンをアトランタ・ホークスに放出後、すぐにホークスから解雇されたペイトンと再び契約したケースに起因するものとされている。当時、ペイトン放出後の再契約はサラリーキャップを回避する手段だと批判され、リーグはラグジュアリータックスの支払い回避を制限するために規定を見直した。

 しかし、この制限にはさらに別のトレードが挟まれることで“抜け穴”が生まれる。選手が2度目のトレードを受けた後に解雇されると、1度目のトレードの影響が“浄化”され、元のチームに戻ることが可能になる。この“抜け穴”は、2017年にアンドリュー・ボーガット(元ゴールデンステイト・ウォリアーズ他)を巡って議論された。2016年7月にウォリアーズからダラス・マーベリックスにトレードされたボーガットは、翌年2月にフィラデルフィア・セブンティシクサーズにトレードされたことで、ウォリアーズからの放出後1年以内の再加入が可能となった。ボーガットのケースは結局実現に至らなかったものの、コンリーのウルブズ即時復帰は現実味を帯びている。

 現地メディア『The Athletic』によると、コンリーはトレード後シカゴやシャーロットに移動していなかったという。さらに、現在38歳のコンリーはかねてより「キャリアの最後をウルブズで迎えたいと考えていた」とも報じている。ブルズへのトレードによって一度はその扉が閉ざされていたコンリーだったが、再び家族とともにミネソタで過ごすことになりそうだ。

 ドンテ・ディビンチェンゾアンソニー・エドワーズといったチームメートからも慕われ、2度の最優秀チームメート賞と4度のスポーツマンシップ賞に輝いた功績を持つコンリー。人格者でありメンターとしても知られるベテランが、2年連続でカンファレンス決勝進出を果たしているウルブズに戻ってリーグ制覇を狙う。

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