ポジティブにシーズン中断をとらえるヘイワード
現在NBAは、新型コロナウイルスの感染拡大を理由にレギュラーシーズンを中断している。シーズンを再開させるためにリーグが打開策について協議を行い、6月中の再開や無観客試合、1つの都市に選手や関係者を収集して試合を行うなど、ここまであらゆる方法が模索されている。
現状シーズン再開の目処は立っていないが、ボストン・セルティックスのゴードン・ヘイワードはこの中断期間において、1つ前向きな要素を見出したようだ。『The Boston Globe』をとおして、以下のようにコメントしている。
「この出来事で1つポジティブなことがあるとすれば、皆がケガからの回復に努められることだ。僕らは回復に向けて十分に時間を費やすことはできていなかった。だから今季コートへ戻ることになれば、皆が健康的であることを願いたい。(シーズン中断は)皆の肉体にはいいことだ」
今シーズン平均17.3得点6.5リバウンド4.1アシストをマークし、好調セルティックスを支えているヘイワード。シーズン中は左手の骨折など故障に苦しむこともあったが、シーズン再開に向けて傷ついた肉体を休めていることだろう。
現在は先の見えない不安やフラストレーションを、多くの人々が抱いているかもしれない。しかしヘイワードのほかにもロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズは、普段の多忙さとは一変して家族との時間を過ごせていると語っている。ほかにも選手たちが前を見据えているように、できるだけ前向きに物事をとらえていきたい。