「皆が観ていることは知ってるよ。だから俺は外に出てワークアウトをしたり、サッカーボールを蹴ったりしてる」と普段通りの生活を送るバトラー
4月20日(現地時間19日、日付は以下同)から『ESPN』で配信がスタートした『ザ・ラストダンス』は、MJことマイケル・ジョーダン率いるシカゴ・ブルズが最後に優勝した1997-98シーズンを追跡した世界中で話題のドキュメンタリー。
ジョーダンやスコッティ・ピペン、トニー・クーコッチ(いずれも元ブルズほか)、デニス・ロッドマン(元デトロイト・ピストンズほか)にフィル・ジャクソンHC(ヘッドコーチ)のエピソードを交えて展開されており、レジェンドや現役NBA選手たちをも虜にしている。
そんな中、5月3日に行われたインスタライブに出演したジミー・バトラー(マイアミ・ヒート)の口から、意外な言葉が飛び出した。
「俺はMJのドキュメンタリーは観てない。観てないんだ。皆がそろって観ていることは知ってるよ。だから俺は外に出てワークアウトをしたり、サッカーボールを蹴ったりしてる」。
以前はジョーダンブランドと契約を結んでいたバトラーにとって、ジョーダンは憧れの存在の1人。ミネソタ・ティンバーウルブズとフィラデルフィア・セブンティシクサーズに在籍していた時に23番を着用していたのはジョーダンの影響だと話していたからだ。
新型コロナウイルスの影響により、レギュラーシーズン中断から7週間が経過した今も、バトラーはいつもどおりの生活を送っているという。
「普段と変わらない生活をしている。だから退屈さ。俺にとっては同じことなんだ。俺たちはカリフォルニア州(サンディエゴ)にいる。朝だってものすごく早く起きてる。5時30分にはトレーニングしているくらいだ。俺たちにとって、1日の中で(補足的なものを)する必要はガチでないのさ」。
選手の中には『ザ・ラストダンス』を観たことで刺激を受け、無性にワークアウトをしたくなるという声も聞こえてくるが、バトラーにはそういったモチベーションが必要ないようだ。