デイミアン・リラード「俺は数年前にニックスへ行くんだと思ってた」

ニックスへ行く可能性があったと明かしたリラード[写真]=Getty Images

「プレーオフの出場権を勝ち取るために戦い続ける機会を得ることができてハッピーだ」と意気込むリラード

 6月12日(現地時間11日、日付は以下同)に『VANITY FAIR』へ掲載された記事の中で、デイミアン・リラード(ポートランド・トレイルブレイザーズ)がリサ・ロビンソンとのインタビューに応じた。

 2012年のドラフト1巡目6位でブレイザーズから指名されたリラードは、新人王を皮切りに、これまでオールスターに5度、オールNBAチームに4度選ばれてきたリーグ屈指のスコアリングガード。

 NBAは8月1日からフロリダ州オーランドで今季“第二幕”をスタートさせる。新型コロナウイルスに感染するリスクがある中、リラードは現状についてこう話している。

「選手として見れば、俺はプレーオフの出場権を勝ち取るために戦い続ける機会を得ることができてハッピーだ。ウイルスと向き合っていくというリスクについてはちょっと心配だけど、NBAは俺たちの安全性を確保すべく、予防策を施してくれると思う」。

昨年3月下旬に左足に大ケガを負ったヌルキッチ(左)の復帰は、リラード(右)とブレイザーズにとって朗報だ[写真]=Getty Images

 リラード率いるブレイザーズは、シーズン中断時点でウェスタン・カンファレンス9位の29勝37敗(勝率43.9パーセント)。8位のメンフィス・グリズリーズ(32勝33敗/勝率49.2パーセント)とは3.5ゲーム差で、ニューオーリンズ・ペリカンズ、サクラメント・キングス、サンアントニオ・スパーズ、フェニックス・サンズが6.0ゲーム差以内でグリズリーズを追いかける激しい展開。

 大ベテランのカーメロ・アンソニーの参戦が疑問視されているものの、ザック・コリンズユスフ・ヌルキッチという2人のビッグマンがケガから戦列復帰する見込みのため、ブレイザーズはシーズン中断前よりも戦力アップしたロースターで臨める可能性がある。

 そこでもしブレイザーズが第8シードへと浮上し、プレーオフに滑り込むことができれば、ウェスト首位のロサンゼルス・レイカーズ(49勝14敗/勝率77.8パーセント)と激突する可能性が高いのだが、リラードは「もちろん対戦したい。俺たちなら彼らを倒せるかもしれないと思ってる」と自信をのぞかせていた。

 そんな中、ロビンソンから「(ニューヨーク)ニックスのファンとしては、あなたにここへ来てほしいです。マディソン・スクエア・ガーデン(MSG)はものすごくいいところですよ」という質問が飛び出すと、リラードの口から意外な答えが返ってきた。

「俺は数年前にニックスへ行くんだと思ってたんだ。その時、俺はトレードのウワサを何度も耳にしていたからね。ガーデン(MSG)でプレーするのは大好きなんだ」。

 リラードは昨季、ブレイザーズを2000年以来初となるカンファレンス・ファイナルへと導いたことで、チームと21-22シーズンから適用される4年1億9600万ドル(約209億7200万円)というスーパーマックス契約を締結しており、フランチャイズプレーヤーとしての地位を確立。

 だがブレイザーズは17、18年と、2年連続でプレーオフのファーストラウンドでスウィープ敗退を喫しており、「リラードとCJ・マッカラムというバックコート陣を中心とするチームで優勝を狙えるのか?」と批判を浴びることもあっただけに、トレードのウワサが出ていたのはその当時のことだろう。

 リラードはキャリア8年目の今季、鼠径部の負傷などで8試合を欠場したとはいえ、いずれもキャリアハイとなる平均28.9得点7.8アシストを残しており、自慢のディープスリーも健在。

 プレーオフ出場争いへ向けて、自他ともに認めるブレイザーズのエースがどこまでコンディションを整えて万全な状態を取り戻すことができるのか、引き続き注目していきたいところだ。

まずはシーズン再開後に行われるレギュラーシーズン8試合で大きく勝ち越したい[写真]=Getty Images

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