7月31日(現地時間30日、日付は以下同)にフロリダ州オーランドでスタートするNBAの今季“第二幕”に向けて、各チームは来週半ばからロースターを固めていくことになりそうだ。
6月21日。『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者は、リーグの情報筋から得た情報として、第二幕へ出場する22チームを含む全30チームが、フリーエージェント(FA)との今季終了までの契約やケガあるいは参戦拒否を決断した選手たちの代役、または2ウェイ契約(各チーム2人まで)を24日の正午から7月1日の23時59分(いずれもアメリカ東部時間)までに行うこととなると報じた。
では、現時点でFAとなっている選手たちを一部紹介していこう。
※チーム名は略称、G=ガード、F=フォワード、C=センター
■今季の第二幕に向けた注目FA
デマーカス・カズンズ(C/今年2月にレイカーズが解雇)
JR・スミス(G/昨夏キャブズが解雇)
ジャマール・クロフォード(G/昨季はサンズに所属)
イマン・シャンパート(G-F/昨年12月にネッツが解雇)
アレン・クラブ(G/今年2月にウルブズが解雇)
タイラー・ジョンソン(G/今年2月にサンズが解雇)
トレイ・バーク(G/今年2月にシクサーズが解雇)
カズンズにはケンタッキー大学の同期で親友でもあるジョン・ウォール(ウィザーズ)がラブコールを送っており、実績十分のビッグマンがシーズン再開後に復帰する可能性はありそう。
スミスやクロフォード、バークはいずれもインスタントスコアラータイプ。ベンチからの得点力を必要とするチームが獲得に関心を持つのではないだろうか。ジョンソンについてはロケッツがロースター枠を1つ空けてでも獲得に動くかもしれないと先日地元メディアが報道。シャンパートとクラブについては、ウイングの選手層を厚くしたいチームからオファーがあるかもしれない。