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昨季NBAからユーロリーグへと活躍の場を移したシェーン・ラーキンは、アナドル・エフェス・イスタンブール(トルコ)で大暴れ。
今季は新型コロナウイルスの影響によりシーズン中断後にキャンセルとなったものの、平均22.2得点3.1リバウンド4.1アシストにフィールドゴール成功率53.0パーセント、3ポイント成功率50.9パーセントという成績を残してきた。
先日『FANSIDED』へ掲載された記事の中で、ラーキンは数年前からトレーナーと共にトレーニングを行ってきたことで、自信が増したと明かしていた。
「この数年間というもの、俺はものすごい練習を重ねてきたことで、快適にプレーできるようになったんだ。今の俺はコート上のどこからでも間違いなく脅威の存在になったと思ってる。ディープスリー、スポットアップ、短距離からでもショットを決めることができるし、右でも左でも行き来でき、3ポイントを決めたりバスケットへと向かうことだってできる。自分のプレーを大きく広げることができたと思うね」。
今年4月にラーキンは同クラブと2年契約を結んだものの、その契約内容を作り直そうとしているという。ラーキンが見据えているのはNBA。「ほとんどの選手たちはユーロリーグからNBAの先発ポイントガード(PG)になることができていない」と認めつつも、ラーキンは強気な姿勢を見せていた。
「俺は3番手のPGとしてNBAに戻るなんてことはしない。もしどこかのチームがそう聞いてきたら、俺は電話で答えることもない」。
ラーキンはこれまでNBAで4シーズンをプレー。ダラス・マーベリックス、ニューヨーク・ニックス、ブルックリン・ネッツ、ボストン・セルティックスでバックアップのPGを務め、256試合で先発は41試合のみ、平均19.1分5.5得点1.9リバウンド2.9アシストという成績だった。
NBAに復帰するための条件として、ラーキンは平均18分から25分のプレータイム、そしてそのチーム内において責任のある役割を求めているという。
現在のリーグには平均20得点以上を軽々とたたき出すスコアリングガードが数多く君臨しており、180センチ79キロのラーキンがユーロリーグから復帰後に即スターターを務めることはさすがに厳しい。
その中で、ラーキン獲得に興味を持つチームがあるかどうかは分からないものの、この数年で自信を深めた小兵が再びNBAの舞台でプレーすることに興味があることは間違いない。
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