2020.07.05
8月1日(現地時間7月31日、日付は以下同)からフロリダ州オーランドでシーズンを再開することが決まったNBA。参戦する22チーム(イースタン・カンファレンスの9チーム、ウェスタン・カンファレンスの13チーム)は、7月1日からトレーニングキャンプをスタートさせる。
だが新型コロナウイルスの感染拡大は終息していないため、選手たちはトレーニングキャンプ開始時から毎晩検査を受け、もしそこで陽性反応が出れば最低7日間の隔離を余儀なくされる。
当初各チームのロースターは本契約を結ぶ15名と報じられていたのだが、6月12日に『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が新たな情報を手に入れたと報じた。それはシーズン再開後、NBAは各チームが2ウェイ契約を結ぶ2選手を含む17名を引き連れていくことができるプランがあるというもの。
今季の“第二幕”は、各チームがレギュラーシーズンを8試合行い、そこからプレーオフが幕を開ける流れになっており、おおよそ2日間に1試合ペースで戦っていくことが濃厚。そこでもし新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出てしまえば、その選手は事実上の戦線離脱となるだけに、2ウェイ契約とはいえチームのシステムを理解している選手が多い方が望ましい。
そのため、ウェスト8位のメンフィス・グリズリーズで2ウェイ契約2年目をプレーする渡邊雄太にとっても、シーズン再開後にトレーニングキャンプからチームへ合流し、再びコートに立てるチャンスがあると言っていいだろう。
2ウェイ契約選手はプレーオフには出場できないという規定がある点は気になるところだが、新型コロナウイルスの陽性反応が続出するケースが増えるかもしれないため、2ウェイ契約の選手がプレーオフにも出場できることになるかもしれない。
また、現時点で15人のロースターに空きを残すチームが、シーズン再開までにジャマール・クロフォードやJR・スミスといったベテランのフリーエージェント(FA)をロースターに加えて臨む可能性もありそうだ。
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