2020.06.29
6月5日(現地時間4日、日付は以下同)のオーナー会議で行われた投票で承認を得たことで、NBAは翌6日に行われるNBA選手会(NBPA)との話し合いを経て、8月1日からシーズンを再開する流れとなった。
NBAは新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、3月13日からシーズンを約3か月中断していたが、参戦する22チームの選手たちは7月1日からトレーニングキャンプをスタートし、8日に開催地であるフロリダ州オーランドへと移動。8月1日からレギュラーシーズンとして各チーム8試合を行い、チャンピオンを決めるプレーオフへと臨むこととなる。
イースタン・カンファレンスでは、8位のオーランド・マジック(30勝35敗)を5.5ゲーム差で追う9位のワシントン・ウィザーズ(24勝40敗)も参戦。8試合を終えてマジック、あるいは現時点で7位のブルックリン・ネッツ(30勝34敗)と4.0ゲーム差以内まで縮めれば、プレーイン・トーナメントとしてプレーオフ最後のスポットをかけて戦うことが可能に。
そのウィザーズにはリーグ2位の平均30.5得点を記録するブラッドリー・ビールのほか、リーグ有数のシャープシューターとなったダービス・ベルターンスや、日本の至宝である八村塁も所属している。そしてアキレス腱の部分断裂で今季ここまで全休していたジョン・ウォールが戦列復帰となれば、相手チームにとっては厄介になると予想されていた。
だがウォールは6月3日に『The Kevin Sheehan Show』へ出演した際に「いや、俺はプレーしない。来シーズンまで待つことになる。これはもうすでに決断していたこと。つまり(シーズンが再開されたとしても)俺はプレーしないということ」と口にし、こう続けていた。
「俺は今シーズン、プレーしない。今は練習しながらリズムをつかむようにしているんだ。それにこの2、3か月というもの、俺はチームメートたちとはいなかったし、ワークアウトさえも一緒にしていないんだ。今のチームメートたちとの間にケミストリーが芽生えていないからね。それが大きな要因かな。だから俺は今季プレーしないよ。チームメートの皆には引き続き練習を重ねて向上してもらうようにするけどね。だからこそ、来シーズンに皆と共にコートへ立つことが待ちきれないのさ」。
ウィザーズの練習施設「メッドスター ウィザーズ パフォーマンスセンター」は5月30日に解禁したばかり。現在も選手たちが自主的な個人ワークアウトを始めている段階で、チームとして練習を再開させるのはまだ先になる。そのため、ウォールが入ったとしても、短期間でリーグの上位チームを打ち負かすほどのケミストリーを構築することは難しいと言わざるをえない。
シーズン再開後、ウィザーズが5.5ゲーム差を逆転してプレーオフへと滑り込めるかは微妙。それは対戦相手がいずれも勝率で上回るチームで、プレーオフ出場を決めているチームもあるからにほかならない。
それでも、若手を豊富にそろえるウィザーズにとって、今後に向けて大きな刺激になることは間違いないだけに、強豪相手に是非とも大物食いを見せてほしいところだ。
楽天モバイルなら
追加料金0円でNBAが楽しめる!【PR】
楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」を契約すると、通常4,500円(税込)の「NBA LEAGUE PASS for 楽天モバイル」で何と追加料金0円でNBAを楽しめます。
携帯キャリアを乗り換えず、「デュアルSIM」としての契約もおすすめ。最安料金は1,000円(税込)以下! 世界トップのバスケをお得に観戦できるチャンスをお見逃しなく。
八村塁の活躍を見逃すな!
世界最高峰のNBAを観るなら
WOWOWオンデマンドで【PR】
「WOWOWオンデマンド」とは、テレビやBS視聴環境がなくてもWOWOWのコンテンツを月額2,530円(税込)で楽しめるサービスです。
2020.06.29
2020.06.20
2020.06.18
2020.05.24
2020.05.18
2020.05.04