2020.06.20
5月22日(現地時間21日、日付は以下同)。『NEW YORK DAILY NEWS』は、ケビン・デュラント、カイリー・アービングに次ぐ第3のスター獲得に関心を持つブルックリン・ネッツがブラッドリー・ビ―ル(ワシントン・ウィザーズ)の獲得に向けて内部で話を進めていると報道。
2度のオールスター選出を誇るビールをトレードで獲得するにあたり、同メディアは交換要員として来季の年俸が約1145万ドル(約12億2515万円)のスペンサー・ディンウィディー、約1620万ドル(約17億3340万円)のキャリス・ラバート、約391万ドル(約4億1837万円)のジャレット・アレンの3選手を挙げていた。
ビールは昨年10月にウィザーズと約7200万ドル(約77億400万円)の延長契約を締結。来季の年俸は約2875万ドル(約30億7625万円)と超高額ながら、今季はここまでリーグ2位の平均30.5得点に加えて4.2リバウンド6.1アシスト1.2スティールでウィザーズをけん引。
延長契約に合意後、ビールは公式ツイッターへ「僕は(ワシントン)D.C.を愛してる。ここは僕にとって常にいたい場所であり、残りのキャリアすべてを過ごしたい場所でもあるんだ」と語っていた。
ネッツとのトレードのウワサを受け、ビールの代理人を務める『Priority Sports & Entertainment』のマーク・バーテルスタインは、翌23日に『Forbes』のアダム・ザゴリア氏との電話取材に応じ、きっぱりと否定していた。
「ビールを動かすことなどありえない。だからこそ彼はウィザーズと再契約したんだ。彼が再契約したのは、ワシントン(D.C.)に残りたかったからであり、ウィザーズが彼をキープしたかったからだ」。
契約最終年となる2022-23シーズンこそプレーヤーオプションながら、ウィザーズはジョン・ウォールとビールを今後3シーズン契約下に置いており、自慢のバックコートデュオを中心に戦っていく方向性だけに、このタイミングでビールを放出することはさすがにないだろう。
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