6月24日。ニューヨーク・ニックスは『CAA(Creative Artists Agency)』のウィリアム・ウェスリーをエグゼクティブ・バイス・プレジデント兼シニア・バスケットボール・アドバイザーに任命したことを発表した。
“ワールド・ワイド・ウェス”として知られるウェスリーは、『CAA』のコーチング部門で13年コンサルタントを務めたほか、球団社長のレオン・ローズとも長い間良好な関係を築いており、NBA選手やオーナー、カレッジのコーチとの人脈を持つ人物。
ニックスが発表したリリースの中で、ウェスリーは「尊敬するジム・ドーラン(オーナー)とレオン・ローズとの長い歴史によって、ニューヨ―ク・ニックスの一員となるチャンスを得ることができました。これは私がこれまで追い続けてきたことでもあります」とコメントしており、「現在のスタッフに加わり、この組織を将来の成功へと動かしていくことを楽しみにしています」と語っていた。
ウェスリーと40年以上に渡る付き合いがあるローズは「彼はバスケットボールコミュニティにおいて、最も広い人脈を持ち、人々から尊敬を集める人物の1人です。彼は私とニューヨーク・ニックスへ、ものすごい資源と資産の両方をもたらすことでしょう」と期待を寄せている。
なお、ニックスは新たに2人のスカウトが就任したことも併せて発表。ニューオーリンズ・ペリカンズで過去4年間スカウトとバスケットボール運営部門のアシスタントを務めたアレックス・クライン、昨季ダラス・マーベリックスでスカウトを務めたTJ・ザニンがニックスの一員となった。