2020.06.18

新たな指揮官獲得を狙うニックスがアイメ・ユードカ、パット・ディレイニーとも面談へ

スパーズとシクサーズでAC経験を持つユードカ[写真]=Getty Images
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 今季序盤。ニューヨ―ク・ニックスはデイビッド・フィズデイル前HC(ヘッドコーチ)を解任し、アシスタントコーチ(AC)のマイク・ミラーが暫定HCを務めていた。

 今年3月に元代理人のレオン・ローズが新球団社長へ就任すると、スコット・ペリーGM(ゼネラルマネージャー)のアシスタントとしてウォルト・ペリン(元ユタ・ジャズの選手人事部門のバイスプレジデント)、スカウトにアレックス・クライン(元ニューオーリンズ・ペリカンズのスカウト)を引き抜き、現在は新たな指揮官獲得に向けて動いている。

 これまで候補に挙がってきたのは、トム・シボドー、ケニー・アトキンソン、マイク・ウッドソンというNBAのHC経験者とマイク・ミラー暫定HC。『SNY』によると、6月14日(現地時間13日、日付は以下同)の時点では今季途中まで約4シーズン、ブルックリン・ネッツで指揮を執ってきたアトキンソンが筆頭候補に浮上したという。

 だがニックスは、新たな指揮官候補を絞り切れていないようだ。

 18日に『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者がアイメ・ユードカ、『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者はパット・ディレイニーがそれぞれニックスのHC候補として面談を行う予定だと報じている。

 ユードカは昨季までの7シーズンをサンアントニオ・スパーズでAC、今季はフィラデルフィア・セブンティシクサーズでリードACを務めてきた。ディレイニーはここ6シーズン、シャーロット・ホーネッツとオーランド・マジックでスティーブ・クリフォードHCの下でACを務めた実績を持つ。

 若手と中堅を多く抱えるニックスは、今季を含めて7シーズン連続でプレーオフから遠のいているだけに、どの指揮官に再建を託すのかは気になるところ。引き続き、注目していきたい。

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