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低迷が続くニューヨーク・ニックスは、今年3月に元代理人のレオン・ローズを新たな球団社長に招き、組織改革を進めている。
5月中旬にはユタ・ジャズで19年間務め、選手人事部門のバイスプレジデントとして働いていたウォルト・ペリンをアシスタントGM(ゼネラルマネージャー)へと引き抜き、スコット・ペリーGMの右腕に据えた。
6月14日(現地時間13日、日付は以下同)にはニューオーリンズ・ペリカンズでスカウトを務めていたアレックス・クラインをスカウトとして雇い、ペリンの下でカレッジを担当することになるだろうと『SNY』が報道。
また、同メディアは、2008年からニックスでフロント入りし、昨年夏にGMのスペシャルアシスタントへと昇格したアラン・ヒューストン(元ニックスほか)は今後もフロントの一員として残ることになりそうだと報じている。
そしてニックスが着手しているのは新たなヘッドコーチ(HC)とウワサされており、これまではシカゴ・ブルズとミネソタ・ティンバーウルブズでHCを務めたトム・シボドーが筆頭候補と報じられてきたのだが、ここにきてケニー・アトキンソンがニックス内部からの支持を集めており、筆頭候補に浮上したという。
アトキンソンは今年3月上旬までの約4シーズン、ブルックリン・ネッツの指揮官を務め、就任3シーズン目となった昨季に42勝40敗を挙げてプレーオフ進出へと導いた。その際、ディアンジェロ・ラッセル(現ウルブズ)やキャリス・ラバート、スペンサー・ディンウィディー、ジョー・ハリスといった若手選手たちを育成した手腕を評価されているようだ。
ニックスは今後、アトキンソンだけでなくシボドー、今季途中から暫定HCを務めるマイク・ミラー、ニックスでHC経験があるマイク・ウッドソンらと面談をしていく予定。ロースターに若手と中堅を多く抱えるニックスが誰を指揮官に据えて来季に挑むのかは気になるところだ。
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