今季の第二幕へ期待を寄せるポルジンギス「コートに戻ることが楽しみで仕方ないんだ」

シーズン再開に向けて順調な仕上がりを見せるポルジンギス[写真]=Getty Images

 7月4日(現地時間3日、日付は以下同)。ダラス・マーベリックスのクリスタプス・ポルジンギスが『Zoom』を用いた会見に登場し、メディアへ自身の現状について語った。

 同日『The Dallas Morning News』へ掲載された記事の中で、ポルジンギスはリーグ中断期間の大部分を母国のラトビアで過ごし、準備を怠ることはなかったと話している。

「俺たちに(シーズンを再開できる)チャンスがあることは分かってた。だからフィジカル面、メンタル面だけじゃなく、全ての面で準備しておかなきゃと思っていた。だから今はフィジカル面ですごくいい状態にあるし、(プレーできることが)超楽しみなんだ。メンタル面についても問題ないよ。痛めていた身体の箇所をしっかり治すことができたしね。だからコートに戻ることが楽しみで仕方ないんだ。今はもう、皆で練習してバスケを楽しめると思うよ」。

 現在、チームのトレーニング施設でワークアウトを行いながら、調整を続けているポルジンギスは「今、俺は(シーズン再開までに)自分にとってやることとやらないことを把握できてる」と切り出し、こう続けている。

「自分にとって最高の身体、ベストなレベルでプレーできる状態にしようとトライしている。コートに立った時、俺がベストだと感じられるようにね」。

 ゲーム勘についてはレギュラーシーズン中断から3か月以上も経過しているため、各選手が取り戻すまでに時間を要するだろう。だが映像を見る限り、ポルジンギスはシーズン中のゲームシェイプを維持しているように見える。

 さらに、ポルジンギスは自粛期間を有効に活用し、自身のゲームに新たな要素を加えることに成功したようだ。ただし、「それは秘密。コートに立った時に見せるから」と切り返しており、今季の第二幕に向けたお楽しみにしてほしいと話していた。

 ウェスタン・カンファレンス7位のマブス(40勝27敗/勝率59.7パーセント)は、現時点でプレーオフ出場を決めていないものの、8位のメンフィス・グリズリーズとは7.0ゲーム離れているため、よほどのことが起こらない限り、プレーオフ出場が確実視されている。

 2016年以来初となる大舞台で、ポルジンギス、そしてルカ・ドンチッチがどんなフォーマンスを見せてくれるのか。まずは今月末にスタートするシーディングゲーム(順位決定戦)を楽しみに待ちたいところだ。

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