2020.06.27

日本時間7月31日から再開するNBAの今季第二幕のスケジュールが発表/ウェスト編②

今季自己最高のシーズンを送るリラード。ブレイザーズをプレーオフへと導けるか?[写真]=Getty Images
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 6月27日(現地時間26日、日付は以下同)、NBAは7月31日からフロリダ州オーランドで始まる今季の“第二幕”として行われるレギュラーシーズンのスケジュールを発表した。

 ここでは、ウェスタン・カンファレンスから参戦する13チームのうち、プレーオフ出場をかけて臨む7チームのレギュラーシーズン8試合におけるスケジュールを紹介していきたい。
※対戦相手のチーム名は略称、*=プレーオフ進出決定、カッコ内の勝敗は今季の対戦戦績

7位.ダラス・マーベリックス:40勝27敗(勝率59.7パーセント)

8月1日:対ロケッツ(1勝1敗)
8月3日:対サンズ(1勝1敗)
8月5日:対キングス(2勝1敗)
8月7日:対クリッパーズ(0勝2敗)
8月9日:対バックス(1勝0敗)
8月11日:対ジャズ(0勝2敗)
8月12日:対ブレイザーズ(2勝1敗)
8月14日:対サンズ(1勝1敗)

 ビッグマンのウィリー・コーリー・スタインが出場辞退、ガードのコートニー・リーとジェイレン・ブランソンがケガのため欠場が濃厚なマブスは、ガードのトレイ・バークと契約。8試合のうち4試合で勝率5割未満のチームと対戦するため、プレーオフには進むことができるだろう。

8位.メンフィス・グリズリーズ:32勝33敗(勝率49.2パーセント)

8月1日:対ブレイザーズ(1勝0敗)
8月3日:対スパーズ(2勝1敗)
8月4日:対ペリカンズ(0勝2敗)
8月6日:対ジャズ(1勝2敗)
8月8日:対サンダー(1勝1敗)
8月10日:対ラプターズ(対戦なし)
8月12日:対セルティックス(0勝1敗)
8月14日:対バックス(0勝1敗)

 第8シードのグリズリーズは、プレーオフ進出を狙うチームと早速3連戦。その後プレーオフ出場を決めているジャズとサンダー、後半にはイーストトップ3の勝率を誇るチームとの対戦と、ハードな日程が続く。

5チームが追いかける中、モラントを中心にグリズリーズは逃げ切りなるか?[写真]=Getty Images

9位.ポートランド・トレイルブレイザーズ:29勝37敗(勝率43.9パーセント)

8月1日:対グリズリーズ(0勝1敗)
8月3日:対セルティックス(0勝1敗)
8月5日:対ロケッツ(2勝1敗)
8月7日:対ナゲッツ(0勝3敗)
8月9日:対クリッパーズ(0勝2敗)
8月10日:対シクサーズ(0勝1敗)
8月12日:対マーベリックス(1勝2敗)
8圧14日:対ネッツ(0勝1敗)

 3.5ゲーム差で追う8位のグリズリーズと初戦に激突。だがその後はウェスト上位チームとの対戦が続くため、厳しいスケジュールと言っていい。ユスフ・ヌルキッチザック・コリンズというビッグマンが復帰する一方、チームで最もプレーオフ経験が豊富なトレバー・アリーザが参戦しないため、試合をこなすごとに響いてくるかもしれない。

10位.ニューオーリンズ・ペリカンズ:28勝36敗(勝率43.8パーセント)

7月31日:対ジャズ(1勝2敗)
8月2日:対クリッパーズ(1勝2敗)
8月4日:対グリズリーズ(2勝0敗)
8月7日:対キングス(1勝0敗)
8月8日:対ウィザーズ(対戦なし)
8月10日:対スパーズ(0勝1敗)
8月12日:対キングス(1勝0敗)
8月14日:対マジック(0勝1敗)

 プレーオフ出場争いを繰り広げるキングスと2試合、スパーズと1試合、直接対決があるだけに、何としてでも制したいところ。ただ、勝率5割を上回るチームは2チームのみのため、プレーオフへ進出する可能性は十分あるのではないだろうか。

11位.サクラメント・キングス:28勝36敗(勝率43.8パーセント)

8月1日:対スパーズ(1勝1敗)
8月3日:対マジック(0勝1敗)
8月5日:対マーベリックス(1勝2敗)
8月7日:対ペリカンズ(0勝1敗)
8月8日:対ネッツ(0勝1敗)
8月10日:対ロケッツ(1勝1敗)
8月12日:対ペリカンズ(0勝1敗)
8月14日:対レイカーズ(0勝2敗)

 こちらも8チームのうち5チームが勝率5割未満と、8位のグリズリーズを3.5ゲーム差で追いかけるキングスにとって、比較的有利なスケジュールと言えるかもしれない。

ペリカンズ(左/ボール)とキングス(右/フォックス)の猛追にも注目したい[写真]=Getty Images

12位.サンアントニオ・スパーズ:27勝36敗(勝率42.9パーセント)

8月1日:対キングス(1勝1敗)
8月3日:対グリズリーズ(1勝2敗)
8月4日:対シクサーズ(0勝1敗)
8月6日:対ナゲッツ(0勝1敗)
8月8日:対ジャズ(2勝0敗)
8月10日:対ペリカンズ(1勝0敗)
8月12日:対ロケッツ(1勝1敗)
8月14日:対ジャズ(2勝0敗)

 大黒柱ラマーカス・オルドリッジを欠いたロースターで、オールスタービッグマンを擁するシクサーズ(ジョエル・エンビード)やナゲッツ(ニコラ・ヨキッチ)、ジャズ(ルディ・ゴベア)と対峙するのは分が悪そう。NBA史上最長記録を塗り替える23年連続のプレーオフ進出は相当厳しいと言わざるをえない。

13位.フェニックス・サンズ:26勝39敗(勝率40.0パーセント)

8月1日:対ウィザーズ(0勝1敗)
8月3日:対マーベリックス(1勝1敗)
8月5日:対クリッパーズ(1勝2敗)
8月7日:対ペイサーズ(0勝1敗)
8月9日:対ヒート(0勝1敗)
8月11日:対サンダー(0勝2敗)
8月12日:対シクサーズ(1勝0敗)
8月14日:対マーベリックス(1勝1敗)

 2010年以来、初のプレーオフ出場のチャンスはあるものの、勝率5割未満の相手はウィザーズのみ。ケリー・ウーブレイJr.の欠場も決まっているため、8位のグリズリーズとのゲーム差6.0を縮めることはほとんどできないだろう。

名将ポポヴィッチHCがオルドリッジ不在のスパーズをどう操るかも気になるところだ[写真]=Getty Images

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