7月15日(現地時間14日、日付は以下同)。デンバー・ナゲッツはニコラ・ヨキッチがフロリダ州オーランドにある“バブル”と称される開催地に入ったことをツイッターで報じた。
ヨキッチは母国のセルビアで6月下旬に新型コロナウイルス(COVID-19)の検査で陽性反応が出たため、アメリカへ戻ってチームに合流するのが遅れていた。
9日にカルビン・ブースGM(ゼネラルマネージャー)は「彼は今の状況について良しと感じているし、(合流する)準備はできてるよ」と話しており、数日以内にオーランド入りするだろうと『Yahoo! Sports』が報じていたが、ここに来てようやく公式にヨキッチがオーランド入りしたことになる。
ヨキッチは15日のチーム練習をコートサイドから見守り、「(隔離されていた)14日間、結局プレーすることができなかった。でもその後、ここに来る前に何度かプレーできたよ」とメディアへ語った。
Look who's here…#MileHighBasketball pic.twitter.com/u4FNdOY3fm
— Denver Nuggets (@nuggets) July 14, 2020
これにはマイケル・マローンHC(ヘッドコーチ)も「彼と会えて最高だったよ。このチームのスタッフやロースター全員に言えるのは、彼が戻ってきたことでこのチームをものすごく高揚させるということ」とコメントしている。
ウェスタン・カンファレンス3位の43勝22敗という好成績を残すナゲッツだが、ヨキッチが加わったからといって、ベストメンバーがそろったわけではない。14日に『Yahoo! Sports』のクリス・ヘインズ記者がギャリー・ハリス、トーリー・クレッグ、マイケル・ポーターJr.が開催地に入っていないと報道。
その要因が新型コロナウイルスの検査結果で陽性反応だったのかは不明だが、ハリスはスターターの一角を占めるガードで、クレッグとポーターJr.もローテーション入りするほどの戦力のため、今後どのようにして合流するかは気になるところだ。