1勝3敗と後がないブレイザーズに大打撃、右膝を痛めた大黒柱リラードが第5戦を欠場

第4戦で右膝を痛めたリラード[写真]=Getty Images

 8月25日(現地時間24日、日付は以下同)に行なわれたロサンゼルス・レイカーズとポートランド・トレイルブレイザーズによるプレーオフ ファーストラウンド第4戦は、レイカーズが序盤から圧倒する展開で135-115と完勝し、3勝1敗でシリーズ突破に王手をかけた。

 この試合で、レイカーズは今年1月末にヘリコプター墜落事故により他界したコービー・ブライアント(元レイカーズ)が現役時代に着用していた背番号「8」と「24」に合わせて、コービーのニックネームである“ブラックマンバ”の功績をたたえる特別仕様のユニフォームを着用。

 試合は序盤からレイカーズが15連続得点の猛攻を見せ、第1クォーター残り4分58秒にケンテイビアス・コールドウェル・ポープのショットが決まり、スコアは24-8と、コービーの背番号が表示される展開に。その後もレイカーズは攻撃の手を緩めず、前半終了時点で80-51と大差をつけてブレイザーズを寄せ付けなかった。

 シリーズ初戦に勝利後、翌第2戦から3連敗を喫したブレイザーズは、ユスフ・ヌルキッチの20得点を筆頭に計8選手が2ケタ得点を奪うも一度もリードを奪えずに完敗。

 さらに第3クォーター途中にデイミアン・リラードが右膝を捻ってしまい、途中退場。翌26日、ブレイザーズはリラードが右膝を捻ったことで27日に行なわれるシリーズ第5戦を欠場することを発表した。

 1勝3敗と後がないブレイザーズにとって、大黒柱の不在は大打撃となったことは言うまでもない。攻防両面で充実するレイカーズを前に、ブレイザーズはシリーズ平均20.0得点を記録するCJ・マッカラムを中心に、ヌルキッチやカーメロ・アンソニー、さらにはギャリー・トレントJr.ハッサン・ホワイトサイドらが奮起して勝利を目指したいところだ。

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